【アクロledライト明るさ比較】評判通りに本当に明るい?!ロタラは赤くなる?!
60cm規格水槽で使っているアクロのトライアングル ブライト(TRIANGLE LED BRIGHT 600)の明るさ比較を検証します。またロタラ系のロタラインディカ、ロタラ HRA、ロタラロトンジフォリアが赤く染まるかも紹介します。アクロシリーズの価格やスペック、各機種の特徴と選び方はこちらの記事をご参考にください。
1.蛍光灯のヴォルテスと明るさの比較
アクロのトライアングルは、60cm水槽用の光量の強い水草用のブライト(led 36W)で比較します。比較対象となるライトのヴォルテス(30W)は、光量が強く評判の良い蛍光灯タイプの照明です。
ヴォルテス 30W ホワイトは水面から12cmの距離から照らしています。(写真より低い位置で設置して撮影しています。)
まず最初にトライアングル(1台)とヴォルテス(2台)の明るさ比較です。トライアングル1台36Wとヴォルテス2台合計60Wの明るさ比較です。トライアングル1台のほうが明るいことがわかります。
比較時の写真撮影は三脚を使って、撮影条件を固定で撮影をしています。撮影設定は、一番明るい照明に露出を合わせています。
- 絞り:8.0
- シャッタースピード:1/100
- ISO:400
- 色温度:6000K
- AFモード:マニュアルフォーカス
- ストロボ:非発光
次の比較はトライアングル(2台)とヴォルテス(2台)の明るさ比較です。トライアングル2台合計72Wとヴォルテス2台合計60Wの明るさ比較は、さらにトライアングル2台のほうが明るくなったことがわかります。この二つの比較で、アクロのトライアングル ブライトは評判通り非常に明るい照明ということがわかりました。さらにトライアングル ブライト1台と2台の明るさの違いを比較します。
2.1台と2台設置の明るさの比較
トライアングル ブライトを60cm規格水槽に1台と2台設置した場合の明るさの違いを比較します。
60cm規格水槽の場合は1台の設置でも十分照明は足りますが、2台設置することで水槽全体に強い光を当てることができます。2台設置した印象としては非常に明るい、明るすぎるという印象です。2台設置した場合、水槽全体の光合成量が増え、キューバパールグラスやニューラージパールグラスの成長が非常によくなりました。またこの強い照明でロタラは赤くなるのかという検証をしてみました。
3.赤系のロタラの比較
60cm規格水槽にトライアングル ブライトを2台(72W)を設置した経過のロタラ系の水草の状態を見ていきたいと思います。肥料は、ADAのグリーンブライティ・ニュートラルK、グリーンブライティ・ミネラル、ECA 有効性複合酸を添加しています。
写真は、ロタラインディカ、ロタラ HRA、ロタラロトンジフォリア、ロタラsp. レインボー、ロタラsp. ベトナム レッドの写真です。トライアングル ブライトを2台を設置して81日間経過した状態です。トリミングを繰り返しながら状態を観察しましたが、ロタラ系はうっすら赤味を帯びる程度で真っ赤になることはありませんでした。ロタラを赤くする方法は、照明の強さや、CO2量、栄養分(鉄分)だけではうまく赤くならないという結果がわかりました。このロタラを赤くする方法はまた続編で、記事で紹介したいと思います。
アクロシリーズの価格やスペック、各機種の特徴と選び方はこちらの記事をご参考にください。
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