6.水草水槽のつくり方

水草水槽のつくり方

今回はアクアリウム入門編の最後となる水草水槽の作り方、立ち上げ方について紹介します。これまで初心者向けにアクアリウム入門では1.アクアリウムの魅力2.アクアリウムを始める前に3.アクアリウムの器具の選び方4.水草の育て方5.熱帯魚の飼い方を紹介してきました。これから始める方は是非1.アクアリウムの魅力から順からご覧ください。この記事では、STEP1~STEP8まで順に水槽の立ち上げ手順を解説していきます。また今回この記事で使用した器具や用品はこちらの「【初心者向け】30cm水槽で作るお洒落な水草レイアウトの器具選び」で詳しく紹介しています。

STEP1.水槽の設置

水槽は重量が重くなるのでしっかりした台を選ぶ必要があります。今回の水槽台は、30cm水槽用の専用の台を選びました。水槽は電化製品、ドアの近く、直射日光が当たる窓際は避けた静かな場所が理想です。水槽を設置する前に水槽に付属している水槽用のマット敷きます。小型水槽は30cmキューブ水槽(30cm×30cm×30cm)が水草水槽に扱いやすいです。奥行き、高さが30cmあるのでレイアウトが作りやすいです。

STEP1.水槽の設置
STEP1.水槽の設置

STEP2.バックスクリーンの貼り方

バックスクリーンの貼り方は2つポイントがあります。1つ目は綺麗に拭いた水槽のガラス面にたっぷり霧吹きをかけます。2つ目はフィルムから裏紙を剥がすときにフィルムの粘着部分をガラス面以外にくっつけることなく貼り付けることがポイントです。たっぷりガラス面に霧吹きをかけたことによりフィルムがずれたりした場合でも修正ができます。霧吹きの水には台所にある食器洗剤(中性剤)を1~2滴または1~2つまみ程度を容器に入れて溶かしています。貼り終わったら、ゴムへらでフィルム内の気泡を除きます。最後にフィルムの切れ端をカッターでカットします。水槽の背景のバックスクリーンは、黒、青、半透明などあります。黒は水景が締まって見えます。半透明は背景から明かりを取り込むことで撮影映りの良い水景ができます。

STEP2.バックスクリーンの貼り方
STEP2.バックスクリーンの貼り方

STEP3.底床の設置

照明はLEDのアクロ トライアングル ブライトを設置しています。石を使うので水槽の底に園芸用のマットを敷いています。石をレイアウトに使う時は石を直接ソイルの上に置くと、重さで沈むので土台になる石が必要です。底床のソイルはJUN社からでているプラチナソイルパウダー8Lを使います。水槽にソイルを入れたら傾斜をつけてレイアウトを作るので、多めのソイルが必要になります。

STEP3.底床の設置
STEP3.底床の設置

STEP4.レイアウト

レイアウトは構図を決め植えていく水草が茂った時のことを想像しながら植栽していきます。この想像しながらレイアウトするのがとても楽しい時間です。石は水草水槽の水質に影響が少ない気孔石を使っています。その他に影響の少ない石は風山石などがあります。石の隙間をソイルを使って埋めています。レイアウトはヒーターやフィルターが設置できるスペースを作っておきます。

STEP4.レイアウト
STEP4.レイアウト

STEP5.水草の植栽

水草は5種類の水草を植栽使用しています。最初に後景にヘアーグラスを植栽していきます。後景には高さがある有茎水草を植栽することが多いです。今回は、高さを付けずに前景用の水草を後景に使っています。続いてい前景にグロッソスティグマを植栽します。前景から中景にはパールグラスを植栽します。茂みのアクセントにブリクサショートリーフを植栽します。中央のワンポイントにクリプトコリネ パルバを植栽します。撮影の為、水を入れる前に植栽していますが注水してから植栽しても問題ありません。水を入れる前に植栽する場合は、霧吹きで水草が乾かないようにします。水草はピンセットを使って、水草を植栽していきます。

STEP5.水草の植栽
STEP5.水草の植栽

STEP6.ヒーターの設置

ヒーターを設置します。ヒーターは水槽に水を入れてから電源を入れます。水温は25度に設定します。

STEP6.ヒーターの設置
STEP6.ヒーターの設置

STEP7.注水

注水はソイルが舞い上がらないように注意が必要です。小型水槽の場合はバケツから直接入れないでコップなど小さい容器から少しずつ水を足すとレイアウトが崩れずらいです。コップから入れる水が石に当たるようにしてレイアウトが崩れないようにしています。レイアウトに石を使っていない場合は、水槽に受け皿を入れるとよいです。慎重に水を足して、水位が5~6割くらいになったらバケツから水を足します。水道水は中和してから水槽に入れます。水草が浮かんできた場合は、ピンセットで植えなおします。水を入れたら、浮かんできたゴミを網ですくい取ります。

STEP7.注水
STEP7.注水

STEP8.フィルターの設置

フィルターは外部式フィルターを使用しています。外部式フィルターは呼び水が慣れるまで少し扱いづらいですが水草水槽にはとても相性のよいフィルターです。水草動画でも簡単に呼び水できる方法を紹介していますのでご覧ください。また小型水槽は外部式フィルターを使うと水流が強すぎる場合があり小型水槽には大きいですがナチュラルフローパイプで水流を弱めています。最後に水温計とCO2機器を設置して完了です。

STEP8.フィルターの設置
STEP8.フィルターの設置

まとめ

器具の設置は次のようになります。水草水槽の器具選びは照明とCO2機器に予算をかけることがポイントです。

水槽器具
水槽器具

  • 水温は24~25度が水草が育てやすい
  • 照明時間はタイマーで約7~8時間(夜間は消す、長すぎるとコケが出やすくなる)
  • 水道水は必ず中和してから使う

水草水槽の立ち上げ動画

水草水槽の立ち上げ方は初心者の方にわかりやすく動画も作成しました。