銀色の気泡の絨毯を作るドワーフリシア

2021年1月23日

1.特徴

ドワーフリシアは、綺麗な絨毯を楽しめる浮き草の仲間です。気泡を付けたドワーフリシアは非常に美しいです。葉幅は1~2mm、葉の長さは約5mmのYの字をした葉が絡み合っています。水槽サイズは小型水槽から大型水槽まで幅広い水草水槽で楽しめます。レイアウトではドワーフリシアをネット、流木、石などに巻いて綺麗な絨毯、苔風の茂みを演出して楽しむことができます。リシアより流通は多くありませんが、水草を多く取り扱っているネットショップでは入手しやすいです。浮き草により、長期維持は難しいですが、その美しい絨毯は一見の価値があります。

ドワーフリシア

リシアと比較

通常のリシアと比較して、同じ環境で育成した場合、通常のリシアより葉が小さく、緑が濃い印象があります。またドワーフリシアは、横に這うように成長する傾向が強く感じます。リシアよりやや難しいと紹介されることがありますが、通常のリシアが良く育つ環境であれば、ドワーフリシアも育てやすいです。

(左ドワーフリシア)(右リシア)

手前の2個がドワーフリシア、奥の2個がリシア
別名
学名 Riccia fluitans “dwarf"
難易度 C
照明 普通
CO2 普通
PH 6.0-7.2
KH 0.5-2.5
成長速度 普通~やや早い
大きさ・高さ 小型
おすすめ度 ★★★☆☆

2.育て方

ドワーフリシアは十分な光量、CO2量、ソイルを使った弱酸性の軟水であれば、写真のような綺麗な絨毯が楽しめます。CO2量、光量の目安は、ドワーフリシアの葉に光合成の気泡が見られるような状態が目安です。

植え方・活着方法

植え方は、流木や石に活着させるように、釣り糸など透明の細い糸(1号)を使い巻くと綺麗な茂みが作れます。詳しくはこちらのリシアの絨毯の作り方・沈め方の記事をご参考にしてください。

巻き方 ドワーフリシア

小分けする ドワーフリシア
石に乗せる ドワーフリシア
ハリスで巻く ドワーフリシア
ハリスで巻く ドワーフリシア
トリミング・増やし方

ドワーフリシアは、成長がやや早く、良く育つ環境であれば1~2週間程度でトリミングのタイミングがきます。トリミングはボリュームが増えて、盛り上がってきている部分をばっさりカットします。トリミングが遅れると、下部の部分が枯れてきてしまい、浮かんできてしまうので、こまめにトリミングすることが、長く綺麗な絨毯を楽しむコツになります。トリミングも数回繰り返すと、やはり限界がきます。巻いた部分からはがれてきてしまったり、浮かんできてしまう場合は、もう一度糸で巻きなおす必要があります。

枯れる・溶ける

ドワーフリシアが黄色、白化する症状は、光量、CO2量が足りない場合があります。長期に光量、CO2量が足りないと溶けたり、枯れてきたりする場合があります。また光量、CO2量が十分あるにもかかわらず、光合成が見られない場合は、炭酸塩硬度(KH)が高くCO2がうまく水草に吸収されていない場合あります。ソイルが劣化してきたり、石を使った水槽では炭酸塩硬度(KH)が上がり、育ちづらくなる傾向があります。また水槽立ち上げ時から2~4週間目は、茶ゴケやアオミドロに覆われやすく、枯れる原因になるので、立ち上げ時2~3週目にはコケ対策の生体を入れるとよいです。コケ取り生体はおすすめのコケ取り生体の記事をご覧ください。

3.成長記録

ドワーフリシアの育成環境は、照明はアクロのトライアングル グロウ、底床はJUNのプラチナソイル パウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は立ち上げ時のソイル栄養分だけで育成しています。今後、様子を見ながら底床にテトラ イニシャルスティックグランパワー GPを合わせて追肥していきます。

4.ドワーフリシアの写真

ドワーフリシアの写真
気泡が美しいドワーフリシア