ヘアーグラスの育て方

2020年9月19日

1.特徴

ヘアーグラスは髪の毛のように細い葉をした前景用の水草です。葉の大きさは、葉幅は約0.8mm、葉の長さは約5cm~10cmです。色は明るいライトグリーンをしています。ヘアーグラスはヘアーグラスショートによく似ていますがヘアーグラスショートより葉の長さが長く、ヘアーグラスは葉が上に伸びるのに対して、ヘアーグラスショートはカールして横たわる葉が多いです。レイアウトでは、前景用に使われることが多い水草です。石組レイアウトでは、ヘアーグラスを草原(絨毯)のように植栽したレイアウトが人気があります。ヘアーグラスとヘアーグラスショートのどちらを購入したらよいか迷ったら、水槽の環境やレイアウトに合わせて選ぶとよいです。小型水槽や前景に短めの絨毯を作りたい場合は、ヘアーグラスショートがおすすめです。大型水槽やある程度葉の長さを活かしたいレイアウトの場合はヘアーグラスがおすすめです。育てやすいのはヘアーグラスショートよりヘアーグラスが育てやすいです。ヘアーグラスの流通はヘアーグラスショートより流通は多く水草を扱っているショップでは定番の水草です。

ヘアーグラス

別名 マツバイ(松葉藺)
学名 Eleocharis parvula
難易度 C-D
照明 強い
CO2 多い
PH 6.0-7.3
KH 0.5-2.5
成長速度 普通
大きさ・高さ 小型
おすすめ度 ★★★★☆

2.育て方

ヘアーグラスの育成はソイルが育てやすいです。ヘアーグラスは特別水質にうるさい水草ではありません。砂利での育成は光合成に必要なCO2量をしっかり供給できる環境であれば育成は可能です。葉は溶けづらく比較的丈夫な種類ですが、葉が固いため黒髭コケがつきやすいです。綺麗なヘアーグラスの絨毯を作るには、強い光量と多めのCO2量が重要になります。

植え方

束やポットに入っている場合は、中から取り出して、束にになっている草を一つまみ(10~30本)事ごとに小分けします。ヘアーグラスの植え方は、約2cm~3cm間隔で一つまみつまんだ10~30本くらいの束を植栽していきます。底床には3cm~4cmの深さまで植えると浮かんできづらくなります。

コケ対策と対処方法

水槽の立ち上げから約3週間~5週間目にコケが発生しやすく注意が必要です。ヘアーグラスの育成の難所はコケの生えずらい時期を乗り越えることがまず重要です。もしコケが付いた場合は、コケに合わせて除去する必要があります。水槽立ち上げ時のアオミドロが発生した場合には、簡単コケ除去方法の記事をご覧ください。またアオミドロの原因と対策の記事も合わせてご覧ください。黒髭ゴケが付いた場合は、サイアミーズ・フライングフォックスが除去効果を発揮します。また黒髭コケの原因と対策の記事も合わせてご覧ください。

トリミング・増やし方

ヘアーグラスは比較的トリミングに強く、思い切って短くしても枯れることはありません。葉にコケが付いた場合や、葉が茶色くなってきた場合は、葉の高さを1cm~2cm程度に切りそろえます。ヘアーグラスは、ランナーで増えていくので、伸びすぎたランナーはこまめに間引く必要があります。増やし方は、伸びたランナーを差し戻すことで増やすことができます。

枯れる・溶ける

ヘアーグラスは、光量とCO2量のどちらかが不足すると葉が茶色くなったり、成長が止まることが多いです。光が十分ある環境で、葉が茶色くなったり成長が止まる場合は、CO2量が不足している場合が多いです。逆に、十分CO2を添加している場合で、成長が遅い場合は、光量が足りない可能性があります。CO2と光量が十分にあって、ヘアーグラスが小型化や白化する場合は、肥料不足の可能性があります。

3.成長記録

ヘアーグラスの育成環境は、照明はアクロのトライアングル グロウ、底床はGEXの水草一番サンドを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は定期的に、底床にテトラ イニシャルスティックグランパワー GPを合わせて追肥しています。

4.ヘアーグラスの写真

ヘアーグラスの写真
ヘアーグラスの絨毯