ルドウィジア ブレビペス 水景に上品な赤い色彩を作る水草

2020年6月19日

1.特徴

ルドウィジア ブレビペスは、細い長い繊細な葉をしている有茎草です。葉の色は、環境によって黄緑、赤茶色になり、上品な美しい茂みを作ります。葉幅は約3~5mm、葉の長さは3.5cm~6cmの細長い形をしています。水槽サイズは小型水槽から大型水槽まで、中景から後景に適した水草です。レイアウトでは、ワンポイントから後景の一部を群生させるなど幅広い使い方ができます。流通はネットショップや水草を多く取り扱っているショップで入手しやすい水草です。

ルドウィジア ブレビペス

ニードルリーフ・ルドウィジアとの違い

ルドウィジア ブレビペスはニードルリーフ・ルドウィジアによく似ていて、一見区別がつきませんが、同じ環境で育成比較するとルドウィジア ブレビペスの方が葉が長く、葉幅はやや広く大きくなります。赤味は、どちらも赤くなりますが、ニードルリーフ・ルドウィジアの方が濃い赤になりやすい印象を受けます。ルドウィジア ブレビペスは、植栽直後や環境によってやや大型化しやすいですが、トリミングを繰り返すことによってニードルリーフ・ルドウィジアのような繊細美しい茂みが楽しめます。トリミングを繰り返すことで、サイズも小型化しやすく、ニードルリーフ・ルドウィジアとの見分けは難しくなります。

ブレビペス(左)とニードルリーフ(右)比較

ブレビペス(左)とニードルリーフ(右)真上から比較
別名
学名 Ludwigia brevipes
難易度 C
照明 普通
CO2 普通
PH 6.0-7.3
KH 0.5-2.5
成長速度 普通~やや早い
大きさ・高さ 中型
おすすめ度 ★★★★☆

2.育て方

ルドウィジア ブレビペスは、弱酸性から中性の水質を好み、底床はソイルでの育成がしやすいです。育成は難しくありませんが、環境によって葉の色や成長速度に差が出やすい水草です。美しい赤を出すには、強い光量とCO2添加が重要になります。砂利での育成は可能ですが、CO2添加が必要になります。逆にソイル(軟水)であれば、CO2が少なくても育てることができます。

植え方

植え方はピンセットで約1cm間隔で植栽します。水上葉の場合は、下部の葉が3~4枚埋まる程度の深さに植えると浮かんできづらくなります。また購入時に草丈が長い写真のような場合は、半分にカットして、植栽すると倍の量になり、ボリュームを増やして植栽することができます。

植栽用に半分にカット(長い場合)5本が10本分に ルドウィジア ブレビペス

トリミング・増やし方

トリミングは、成長が早いと2~3週間でトリミングのタイミングがきます。ルドウィジア ブレビペスは、成長が良い環境ではトリミングにも強く、成長が早い場合は5㎝の高さに低めにカットします。逆に成長が遅い場合は、8cm~10cmの高めにカットすると良いでしょう。増やし方は、トリミングでカットした上部の草を差し戻してあげることで増やすことができます。また脇芽も多く枝分かれした部分をカットして、差し戻すことで増やせます。

枯れる・溶ける

ルドウィジア ブレビペスは、軟水の水質を好むため、ソイルが劣化して硬度が上がってきた場合や石を使ったレイアウトでは、草の先端の頂芽が萎縮することがあります。またCO2や光量が不足した場合も、赤身が抜けたり葉が小型化することがあります。さらに長期にCO2や光量が不足すると葉が枯れてきたり、溶けたりすることがあります。その他には購入して植栽から1~2週間で、葉がすべて抜けたり溶けたりする場合は、運搬時のストレスや水質変化によっての影響が考えられます。特にルドウィジア系は冬場など寒さに弱い面があり、運搬時の寒さに影響を受ける場合があります。

3.成長記録

ルドウィジア ブレビペスの育成環境は、照明はアクロのトライアングル グロウ、底床はGEXの水草一番サンドを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は水草やコケの発生状況を確認して、3~4か月に少量(10~20粒)を底床にテトラ イニシャルスティックグランパワー GPを合わせて追肥しています。

4.ルドウィジア ブレビペスの写真

ルドウィジア ブレビペスの写真

真上から撮影したルドウィジア ブレビペス