ロタラsp.セイロン 育てやすく美しい茂みを作るロタラの仲間

1.特徴
ロタラsp.セイロン(セイロンロタラ)は、グリーンロタラやロタラsp.レインボーによく似た、ロタラの仲間です。葉の長さは、12mm~20mm、葉幅は3mm~4mmの大きさです。葉は緑から薄い赤味まで育成環境によって色を変えます。葉の色は、比較的緑色になりやすく、赤身が出ずらいタイプのロタラです。ロタラsp.セイロンは赤系のロタラというより緑系のロタラに感じます。水草水槽のレイアウトでは、中景から後景に適しています。水槽サイズは、小型水槽から大型水槽まで美しい茂みを楽しむことができます。


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他の種類のロタラとの違い
ロタラsp.セイロンとグリーンロタラの違いは、グリーンロタラはまったく赤味が帯びないのに対して、ロタラsp.セイロンは葉の裏が赤味を帯びます。さらによく似たロタラsp.レインボーとの違いは、同じ環境で育てた場合は、ロタラsp.セイロンの方が赤味が出ずらく、葉の幅がわずかに太くなります。またロタラsp.セイロンは、ロタラインディカやロタラ ロトンディフォリアのような赤味がでずらく、緑が強くでやすい種類のロタラです。
別名 | セイロンロタラ |
---|---|
学名 | Rotala sp. “Ceylon" Sri Lanka |
難易度 | B-C |
照明 | 普通 |
CO2 | 弱 |
PH | 6.0-7.3 |
KH | 0.5-2.5 |
成長速度 | 早い |
大きさ・高さ | 中型 |
お勧め度 | ★★★☆☆ |
2.育て方
ロタラsp.セイロンの育成は、他のロタラ同様に比較的容易に育てられる種類の水草です。CO2添加は無くても枯れることはありませんが、美しい茂みを作るにはCO2添加が効果的です。水質は弱酸性から中性を好みます。砂利の育成でも可能ですが、ソイルの方が育てやすいです。写真のように薄い赤味を帯びさせるには、強い光量と多めのCO2量が必要です。定期的な肥料は、固形肥料のイニシャルスティックを、2~3か月に一度、水草の状態を見ながら追肥するとよいでしょう。
トリミング・増やし方
ロタラsp.セイロンのトリミングは、成長が早く、環境によっては植栽から一週間でトリミングが必要な場合があります。トリミングは、底床から3cm~5cm程度の高さになるように低めにカットします。カットした水草の先端部を底床に差し戻してあげることによって増やすことができます。他のロタラと同様にトリミングにも強く、トリミングを繰り返すことで美しい茂みを作ります。
枯れる・溶ける
ロタラsp.セイロンは丈夫で、他の水草が溶けるような環境でも溶けずらい、比較的丈夫な種類です。葉が黄色や白化して枯れるようであれば、外部からのストレスや極端な水質変化による影響が考えられます。
3.成長記録
ソイルはADAのアマゾニアを使って育成しています。60cm水槽にアクロのトライアングル ブライトを使って育成しています。水替えは週に2回、水槽の1/4程度を交換しています。
4.ロタラsp.セイロンの写真








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