ロタラsp. ワイナード 色の変化を楽しめる美しいロタラ

1.特徴

ロタラは美しい種類が多く、魅力ある有茎草です。今回紹介するロタラsp. ワイナードも、黄色、ピンク、赤と水槽の環境によって色の変化を楽しめる有茎草です。葉幅は2~3mm、葉の長さ10~15mmとロタラインディカと比べてやや細い葉をしています。レイアウトでは、後景から中景の植栽に適しています。水槽サイズは、小型水槽から大型水槽まで幅広く使えます。流通は多くなく、水草を多く取り扱っているショップやネットショップで入手しやすい水草です。

ロタラsp. ワイナード

似た種類のロタラ

ロタラsp. ワイナードに似た種類に、ロタラインディカやロタラ ロトンディフォリア ベトナム H’raなど赤くなるロタラ6種類があります。ロタラsp. ワイナードも赤味がでて、他のロタラとの区別は難しいですが、やや葉が細い印象を受けます。ただ実際に一緒に植えて、強い照明、CO2の同じ環境に植えた場合、見分けは難しいです。赤味は、赤より茶色に近い色になります。次の2種類のロタラも赤味は薄いですが、色彩が美しい水草です。

ロタラsp. レインボー

ロタラsp.セイロン
別名 ロタラ ワナヤード
学名 Rotala sp.
難易度 B-C
照明 普通
CO2 普通
PH 6.0-7.3
KH 0.5-2.5
成長速度 普通
大きさ・高さ 中型
おすすめ度 ★★★☆☆

2.育て方

ロタラsp. ワイナードは、成長が早くCO2添加はなくても、枯れることはありませんが、CO2添加をすることで本来の美しい状態を楽しめます。水質は弱酸性から中性を好みます。砂利の育成でも可能ですが、ソイルの方が育てやすいです。赤くするコツはロタラを真っ赤にしたい!赤くならない原因とは?の記事をご覧ください。定期的な肥料は、固形肥料のテトラ イニシャルスティックを、2~3か月に一度、水草の状態を見ながら追肥するとよいでしょう。育成環境が合えば写真のような綺麗な茂みを作ってくれます。

植え方

植え方は、購入時のポットや鉛などから取り出して軽く洗います。水上葉で背丈が短い場合は、そのまま一本ずつ植えていきます。また水上葉の場合は浮かんできやすいので、ピンセットで底床に2~3枚の葉が埋まる約2~3cm程度の深さにまで植えると、浮かんできづらくなります。水中葉の場合は、8~10cmほどの高さを切り揃えて、植えていくとよいでしょう。

トリミング・増やし方

ロタラsp. ワイナードは成長が早く、環境によっては植栽から1週間でトリミングが必要な場合があります。トリミングは、底床から5cm~8cm程度の高さになるように低めにカットします。カットした水草を底床に差し戻してあげることによって増やすことができます。他のロタラと同様にトリミングにも強く、トリミングを繰り返すことで美しい茂みを作ります。

枯れる・溶ける

ロタラsp. ワイナードは丈夫で、他の水草が溶けるような環境でも溶けずらい丈夫な種類です。植栽直後に葉が黄色や白化して枯れるようであれば、外部からののストレスや極端な水質変化による影響が考えられます。植栽から2~3週間で、葉が小型化したり、成長しない場合は、光合成に必要なCO2量が不足している可能性があります。改善には、十分な光量とCO2添加によって、葉に光合成の気泡が見られる状態であれば、美しい状態に回復できます。

3.成長記録

ロタラsp. ワイナードの育成環境は、照明はアクロのトライアングル グロウ、底床はGEXの水草一番サンドを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は定期的に水替え後2~3日空けてからアイアンエイド自作液肥を添加しています。固形肥料の場合は水草やコケの発生状況を確認して、3~4か月に少量(10~20粒)を底床にテトラ イニシャルスティックグランパワー GPを合わせて追肥するとよいでしょう。

4.ロタラsp. ワイナードの写真

ロタラsp. ワイナードの写真
ピンクに染まった美しいロタラsp. ワイナード