トニナsp.ベレン産 トニナを枯らさない為のコツ

2019年7月5日

1.特徴

トニナsp.ベレン産は、ライトグリーンが美しい水草です。葉の大きさは、直径3~5cm、葉幅は2~4mm程度の細い葉をしています。葉先が軽くカールするのが特徴的です。レイアウトでは、中景に使われることが多いです。トニナを水槽一面に植え森のような水景を作るレイアウトも楽しめます。水槽サイズは、小型水槽から大型水槽まで中景に適した水草です。トニナの種類には、直径が10cm以上になるジャイアント トニナや葉が細く葉先がカールしないトニナsp.ラーゴグランデなどがあります。ショップではトニナsp.ベレン産が多く流通して、価格は高めですが、他のトニナの種類と比べて購入しやすいです。

トニナsp. ベレン産

別名 トニナ
学名 Syngonanthus sp.
難易度 D-E
照明 強い
CO2 強い
PH 6.0-7.0
KH 0-1.0
成長速度 やや遅い
大きさ・高さ 中型
おすすめ度 ★★★☆☆

2.育て方

トニナsp.ベレン産の育成は、難易度は高いです。強めのCO2量、光量、軟水の3つの条件がそろえば調子よく育ってくれますが、一つでも条件が悪いと成長が止まります。トニナを上手に育てるコツは、底床をソイルを使い、炭酸塩硬度を1°dH以下、光量を強め、CO2量は多めに添加する必要があります。3つの条件を維持できれば、底床は砂利でも育成可能ですが難易度は上がります。大磯の場合は、水替えをRO水で管理して、CO2を添加しても硬度が上がらない長く使い込んだ大磯を使う必要があります。水温は夏場でも28°以下で育成したい水草です。

植え方

トニナsp.ベレン産は、成長が比較的緩やかな為、光量が十分あたる場所に植えるとよいでしょう。植え方は、隣り合う水草と約3cmほど間隔を置き、底床に3~5cm程度の深さまで浮かんでこないようにピンセットで植えていきます。

トリミング・増やし方

トリミングは、ある程度の高さに成長したら、背丈が低くなりすぎない程度5~10cmの高さでカットします。トニナは、成長は緩やかですが、育成環境が合うと、脇芽からどんどん増えていきます。脇芽をトリミングして差し戻すことによって増やしていきます。

トニナを枯らさない為のコツ

トニナは強い光量、十分なCO2量、低い硬度の3つの育成条件がひとつでも不足すると写真ように白化して、葉が茶色になって溶けたり、枯れたりします。育成条件としては、規格60cm水槽であれば、トライアングルグロウまたはブライトを2台設置、CO2は2秒間に3~4滴、新しいソイルを使い炭酸塩硬度は1°dH以下に維持できるように、ソイルの立ち上げ時の水替え以降は、足し水で管理できるように熱帯魚は入れない方がよいです。生体を多く入れたい場合は、RO水で水質管理がおすすめです。

3.成長記録

トニナsp.ベレン産の育成環境は、照明はアクロのトライアングル グロウ、底床はJUNのプラチナソイル パウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は立ち上げ時のソイル栄養分だけで育成しています。今後、様子を見ながら底床にテトラ イニシャルスティックグランパワー GPを合わせて追肥していきます。この育成環境のトライアングル グロウ1台では、光量が足りなかったのか、またはCO2量が不足だったのかどちらかの条件が原因で約3か月目に枯れてきました。トライアングル グロウ2台を使った水槽では、良く育ち長期育成ができています。

4.トニナsp.ベレン産の写真

トニナsp. ベレン産の写真
植栽から172日目