ハンナ リン酸塩LRチェッカー 水槽のコケの原因となる値をデジタルで測る

水槽のコケの発生の一つ原因としてリン酸塩の蓄積があります。このリン酸塩の値をデジタルで測定できるハンナ リン酸塩LRチェッカーです。リン酸塩測定は、様々な製品が販売されていますが、他の測定方法と比較を含めて紹介していきます。

1.特長

ハンナ リン酸塩LRチェッカー(デジタルテスター 低濃度リン酸塩 HI 713)の製品の説明には次のよう記載されています。試薬キットに代わるデジタル測定機です。目視検査ではないので誰が測定 しても同じ結果が得られます。また手のひらサイズなので現場にも楽に持ち 運べます。操作ボタンも1つだけで扱いはとても簡単。 高精度の測定が驚きの価格で大変身近になりました。 主な特徴は、測定項目は1機種につき1項目、手のひらサイズで持ち運びに大変便利、別売りの標準液を使えば数値の検証が可能、大きくて見やすい液晶画面、自動電源オフ。

ハンナ リン酸塩LRチェッカー HI713
ハンナ リン酸塩LRチェッカー HI713

2.使い方

手順

※詳しくは説明書をお読みください。

  1. 測定する試料をガラスセルの10mlの線まで入れてキャップを被せます。測定用遮光カバーの前後を強くつまんで開け、その試料の入ったセルを本器のセル挿入部に入れ測定用遮光カバー閉じます。
  2. 測定用ボタンを押します。”c.2”、”Add”が表示されます。同時に”Press”の文字が点滅し、ゼロ設定が完了したことをお知らせします。
  3. 資料の入ったセルを取り出し、鉄測定用の粉末試薬を1袋入れます。キャップを被せ粉末が完全に溶けるまで2分間泡立たない程度に軽く振り、もう一度セル挿入部に入れてカバーを閉じます。
  4. 測定ボタンを2~3秒長押しすると3分のカウントダウンが始まります。
  5. カウントダウンが終わると測定を開始し、液晶画面にリン酸塩の濃度がppm(=mg/L)の単位で表示されます。そして、2分後には自動的に電源が切れます。

3.他の製品との違い

試薬液は、カラースケールと比較して値を測定します。試薬液は、複数の水質を比較する際に便利だと感じます。またラニングコストが安いのが特徴です。アクアリウムの試薬液はモリブデンブルー法を使ったものがあり、ケイ酸に反応してしまい正しく測定できない製品があるので注意が必要です。アクアリウム用品ではありませんが、パックテストによりリン酸を測定する方法があります、この方法が一番正確かつ簡単に測定できますが、1回のラニングコストが一番高いのがネックです。試薬液、デジタル、パックテストの3つのラニングコストを比較すると、試薬液は33円/1回、※デジタルは56円/1回、パックテストは170円/1回のコストがかかります。※デジタルは本体の初期費は含まない1回の交換試薬の費用になります。



4.校正方法や消費期限について

ハンナ リン酸塩LRチェッカーを使い続けて、いくつか疑問点がでたのでメーカーに問い合わせてみました。

1.交換試薬(25回分)の消費期限を教えてください。

これからご購入の場合はおおよそ1年半から2年間となっております。(※確かな消費期限は外箱、包装の”Exp.”に記載されております。)

2.水道水0ppmの値の水質に対して0.05ppmなど微量に検出する場合があるのはなぜですか?

0.05ppmが表示される原因としては4.でお客様が推測されているように、その水質に対して試薬が反応してしまった可能性があります。 または、測定器自体の軸がずれているかかと思います。

3.誤差が生じたときの本体の校正方法などはありますか?

申し訳ございませんが、HI713は校正ができない製品となります。校正はできませんが、製品の精度を確認する為にHI713用の標準液のご用意がございます。品番HI713-11 / 定価¥3,000-校正可能な製品はHI96713です。

4.試薬はケイ酸に反応していまうモリブデンブルー法ではありませんか?

はい、お客様のおっしゃるとおりアスコルビン酸法を採用した製品になります。以下測定妨害物質が存在します。

  • 鉄50mg/L以上
  • シリカ50mg/L以上
  • ケイ酸塩10mg/L以上
  • 銅10mg/L以上
  • その他、硫化水素、ヒ酸塩、濁りのあるサンプルも測定に影響を与えます。
5.本体の使用期限や使用回数はありますか?

特にございません。長くご使用いただいている場合は3.でご案内したHI713用の標準液にて測定器が正常に作動しているかご確認いただくことをおすすめ致します。

5.使用感

試薬液とくらべたら、デジタルのほうが使いやすく、測りやすい印象です。試薬が1回ごと袋に入っていて使用期限から2年ちかく保管できるもの嬉しいですね。また質問の回答をみると、水道水の鉄や銅などは微量なので影響はなさそうですが、ケイ酸は多く含まれる場合は、反応してしまい誤差がでるようなので、この部分は試薬液によるリン酸塩測定と同様に注意が必要です。



2 thoughts on “ハンナ リン酸塩LRチェッカー 水槽のコケの原因となる値をデジタルで測る

  • 2018年4月17日 at 2:50 AM
    Permalink

    その緑のハナちゃん欲しいです~!わたしのもやもやした心のコケも測ってみたい!!
    なんちってw ホームがあまりにもキレイでうっとり、センス抜群、さすがたろうちゃんだわ~♡hanari

    Reply
    • 2018年4月18日 at 1:51 AM
      Permalink

      コメントありがとう!
      ストレスが測定できる器具があったら売れそうだねw
      アクアリウムも水槽の状態が良い悪いが簡単に数値でわかればもっと便利なんだけどね~

      Reply

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