小型水槽・水草水槽におすすめの光量が強いLED照明

2022年11月29日

アクロ TRIANGLE LED BRIGHT 300 1950lm Aqullo Series

アクアリウム用品には沢山のLED照明があり、また水草水槽用も多数販売されています。今回は強い光量を必要とする水草水槽におすすめのアクロ TRIANGLE LED BRIGHTを紹介します。

1.特長

アクロ TRIANGLE LED BRIGHT 300 1950lm Aqullo Series
アクロ TRIANGLE LED BRIGHT 300 1950lm Aqullo Series

商品説明には次のように記載されています。
水草育成を目的に開発された脅威の高効率高輝度LED

  1. ヒートシンクによる放熱性の向上:TRIANGLEはヒートシンクとなるアルミボディの面積を大きくすることで 放熱性の向上する事によって高い安全性と電力効率を実現しています。ハイパワーLEDは基盤が70度を超える高温となります。独特な形状のアルミボディにより効率的に放熱することで、回路を保護、メンテナンス時の安全性を高めています。
  2. LED専用のドライバを内臓:LED専用ドライバを本体に内臓しているため、ACアダプタを接続する必要がありません。コンセント周りの配線をすっきりさせることができます。またLEDドライバにより安全で電力効率の良い動作を実現しました。PF(力率)比較、力率とは、電力の効率を表す数値です。電源から流れた電力が、本体でどのぐらい使用されているかを示します。一般的に、力率は85%以上あれば高力率製品と言えます。アクロ TRIANGLEは0.94PF、他社製品Aは0.55PF、他社製品Bは0.56PF。アクロ TRIANGLE LEDシリーズは専用ドライバに高品質コンデンサーを採用し、LED照明では最高クラスの90%以上を実現しました。無効電力を極限まで抑えた、明るく環境に優しいLED照明です。
  3. 吊り下げ設置が可能:吊り下げ設置した際に高い安定感を誇る三角形のボディを採用しています。吊り下げ式にすることで水槽上部に空間が生まれ、開放的で美しいオープンスタイルのアクアリウムをお楽しみいただけることができます。

アクロシリーズの価格やスペック、各機種の特徴と選び方はこちらの記事をご参考にください。

  • アクロシリーズオリジナルの、30cm水槽に最適な高性能LEDライトです。
  • 「ブライト」は水草育成を目的に開発されたLEDです。 特に「明るさ・演出」に優れたモデルです。
  • 水草の育成にも十分有効な光量を確保しています。
  • 白色LEDチップには業界最高レベルの発光効率を達成したLEDチップを採用しており、1950lmもの圧倒的な明るさを誇ります。
  • 高光量を必要とする水草やサンゴの育成が可能です。
  • 1Wの消費電力あたり約134lmの明るさで、コストパフォーマンスに優れます。
  • 三角形のアルミボディが特徴的で、その表面にはアルマイト加工が施されており耐食性、耐摩耗性に優れます。
  • 設置方法はライトリフトを使用した方式と、吊り下げ式と2通りからお好きな方を選べます。
  • アクロシリーズの水槽と組み合わせて、ハイクオリティな本品の明るさでぜひ水草の明るい緑や熱帯魚の鮮烈な色彩をご堪能ください。

2.使い方

設置方法は、ライトリフトを使って、水槽の上に設置する方法と、付属のワイヤーを使って、吊り下げ設置が可能です。ワイヤーの長さは2mあります。詳しくは設置方法説明書をお読みください。

3.他の製品との比較

他製品のLEDは、GEX クリアLEDパワー3を使っていますが、アクロ トライアングル ブライトの方が、光が強く深い水深のある水槽にも適していると感じます。また蛍光灯タイプの製品と比較してもアクロ トライアングル ブライトの方が明るい印象です。アクロシリーズで、アクログロウ TRIANGLE LED GROWという製品がありますが、こちらも水草用の照明です。見た目は全く同じですがLEDのランプが赤、青、緑があり、水草や生体が美しく見えます。光量はブライトのほうが明るいタイプの製品です。トライアングル グロウとブライトの比較記事はこちらをご覧ください。

4.使用感

パッケージの箱は何もデザインされていないただの白い箱でした。中身を空けても、説明書とライトリフト、吊り下げ用のワイヤーのみで非常にシンプルです。最初に製品を触った印象は、しっかりしたアルミボディで価格以上の品質を感じました。そして圧倒的な強い光量のLED照明です。現在30㎝水槽用と、60㎝水槽用にを使用していますが、強い光量を求める水草の成長には効果的です。60㎝水槽では2台設置していますが、明るすぎて現在は1台にしました。水深が45㎝以上ある場合は2台設置するとよいでしょう。これまで長年、蛍光灯やメタハラを使ってきて、近年LEDに移行しはじめて、これまでLEDの光量の弱さに不満がありましたが、このアクロ トライアングル ブライトの光量を体験して、レビューなどの評判通りの強い光量の製品と感じます。60㎝規格水槽で使っているアクロ トライアングル ブライトは、2台設置してロタラインディカやロタラHRAなど赤系の育成の為に強い照明を選びました。たしかに強い照明により、これまでまったく赤味がでない状態からうっすらと赤味が帯びました。他のルドウィジア系は真っ赤になりましたが、ロタラインディカやHRAは、期待通りの赤味になりませんでした。現在、ロタラインディカとロタラHRAを別のショップで買いなおして、再度育成しなおして赤味がでるか、検証しています。検証結果はまた記事にして紹介します。

30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト
30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト
30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト
30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト
30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト
30センチキューブ水槽設置例 アクロ トライアングル ブライト

アクロシリーズの価格やスペック、各機種の特徴と選び方はこちらの記事をご参考にください。

heart_plus使って良かったアクアリウム器具記事6選

CO2器具の選び方、水槽、照明、ソイル、流木、石など水草水槽やレイアウト水槽で使って良かった記事6選