テトラ コントラコロラインのカルキ抜き効果を知る

水道水には熱帯魚に悪影響を及ぼすカルキ(塩素)が含まれています。水槽に水道水を入れる際には必ずカルキ抜きをする必要があります。カルキ抜き製品はいろいろありますが、定番製品はテトラ コントラコロラインです。そこで今日はテトラ コントラコロラインのカルキへの中和力や使い方を紹介します。

1.特長
2.使い方
3.中和力を検証する

1.特長

テトラ コントラコロラインは水道水に含まれる魚に有害なカルキ(塩素)やクロラミンを速やかに中和し、無害にします。ミネラル(ヨウ素化合物)を含み、水道水環境水に近づけて、魚の活力を促す水に調整します。

テトラコントラコロライン
テトラコントラコロライン

 

2.使い方

製品のパッケージの使用方法は下記のように記載されています。

水槽設置時・水替え時に水10Lに対して、本品を2mlの割合で入れ、よくかき混ぜてください。淡水・海水両方にご使用できます。

3.中和力を検証する

テトラ コントラコロラインはどのくらいの量を添加すると中和されるか調べてみたいと思います。過去にも同様のことを検証したことがありテトラ コントラコロラインを入れて瞬時に中和され、さらに製品に記載されいてる使い方の量より少量で中和されることはわかっていました。その結果を知り現在は少量で中和できるようにドロップボトルに入れ替えて数滴を水道水に入れて中和していました。今回知りたいことは、水道水10Lを中和するのに何滴目で中和されるのかを確認します。またテトラ コントラコロラインを開封して1年近くたったものがまだ中和効果が保たれているかということも確認します。

検証手順

1.開封から1年近くたったテトラ コントラコロラインをワンドロップボトルの容器に入れ替えます。

テトラコントラコロラインをドロップボトルに入れ替える
テトラコントラコロラインをドロップボトルに入れ替える

2.10Lの水道水にテトラ コントラコロラインを一滴ずつ(0.05ml)添加して測定します。

1滴0.05mlのテトラコントラコロラインを添加
1滴0.05mlのテトラコントラコロラインを添加



3.テトラ コントラコロラインをドロップボトル1滴ずつを10Lのバケツに添加して中和されるタイミングを確認します。一番右の試験管は中和する前の水道水を測定した結果になり0.5~1ppmの塩素が検出されました。測定した水道水の地域の水道局のデータを確認すると水道水に含まれる平均年間残留塩素は0.6mg/Lです。この結果を踏まえて、今回の測定は10Lに含まれる塩素0.6mg/Lの中和するのに必要なテトラ コントラコロラインの量とします。右から2番目からテトラ コントラコロラインを1滴(0.05ml)ずつを10Lの水道水に添加した結果は、6滴目で中和されていることがわかりました。テトラ コントラコロラインは10Lの残留塩素0.6mg/Lを中和するのに0.3mlの量で中和できるということになります。

テトラコントラコロラインの中和力を検証
テトラコントラコロラインの中和力を検証

 

ドロップボトルに入れて中和するメリット

ドロップボトルに入れて中和するメリットは、必要以上の中和剤の添加を避けることはもちろんですが、ドロップボトルの添加方法により正確かつ簡単に中和できるようになります。特にRO浄水器で水道水とRO水を割って飼育水を作っている場合は使い勝手が良いです。小型水槽から中型水槽での水替え時の中和に適した方法です。注意点は、本来の使用量より極端に少ない使用方法なので、なにかトラブルがあったときには自己責任なります。

ワンドロップボトル(15mlの容器)とスポイト
ワンドロップボトル(15mlの容器)とスポイト
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テトラ コントラコロラインはなぜ記載の使用方法より少量で中和されるかを考えてみると、テトラ コントラコロラインは海外製品(製造元はドイツ)です。海外の残留塩素の基準は海外のWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガドラインでは塩素のガイドライン値は5mg/Lとされています。日本の場合、厚生労働省の水質基準項目と基準値の残留塩素は1mg/L以下とされています。このように海外の基準より日本の残留塩素はかなり低い量になっているために、中和量も少なくてすむという結果につながっていると思われます。

検証結果のまとめ

今回の結果をまとめると、テトラ コントラコロラインは開封から1年たっても使用効果はあり、ドロップボトルで添加する場合、日本の水質基準項目と基準値の最大値1mg/Lとしたとき(塩素の高い夏場も考慮して)に10Lの水道水を中和するのにテトラ コントラコロラインを約10滴(0.5ml)添加すればよいといことがわかりました。



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