赤系水草に適した照明 アクロ トライアングル グロウとブライトの比較

2022年11月29日

GROW 900 5000lm Aqullo Series

1.特長

トライアングル グロウは水草水槽用の照明として評判の良いLED照明です。特長は光量が強いということが一番の特長です。同じアクロシリーズのブライトよりは明るさは低いですが、赤、青、緑の色のLEDが水草を美しく魅せます。また赤の波長が必要な水草のロタラインディカやロタラ HRAなどの赤を発色させやすい特長もあります。さらにアクロのトライアングルシリーズはリフトが最大12cm伸びるので30cm水槽用(300)の場合は40cm水槽用まで、45cm水槽用(400)の場合は50cm水槽用まで、90cm水槽用(900)の場合は100cm水槽用まで、120cm水槽用(1200)の場合は130cm水槽用までに設置が可能な照明です。

GROW 900 5000lm Aqullo Series
GROW 900 5000lm Aqullo Series

製品紹介には次のように記載されています。

  • アクロシリーズオリジナルの、90cm水槽に最適な高性能LEDライトです。
  • 水草育成を目的に開発されたLEDです。 特に「赤の波長が必要な水草」に対応した上級者向けモデルです。
  • 660nm付近の赤の波長が含まれており、当店で「トニナ」系の水草育成に使用した実績もあります。
  • 白色LEDチップには業界最高レベルの発光効率を達成したLEDチップを採用しています。
  • 白1Wの消費電力あたり約115lmの明るさで、コストパフォーマンスに優れます。
  • 赤・青・緑のLEDチップにも水草育成に優れた最高クラスの品質のLEDチップを採用しています。
  • 三角形のアルミボディが特徴的で、その表面にはアルマイト加工が施されており耐食性、耐摩耗性に優れます。
  • 設置方法はライトリフトを使用した方式と、吊り下げ式と2通りからお好きな方を選べます。
  • アクロシリーズの水槽と組み合わせて、ハイクオリティな本品の光でぜひ本格的な水草の育成・レイアウトをご堪能ください。

アクロシリーズの価格やスペック、各機種の特徴と選び方はこちらの記事をご参考にください。

2.使い方

アクロトライアングル LED設置方法説明書
アクロトライアングル LED設置方法説明書

3.グロウとブライトの違い(比較)

トライアングル グロウとトライアングル ブライトの違いを60cmワイド水槽で比較してみました。まず1枚目の写真は、LEDの色の違いと光量の違いを一枚の写真で比較してみました。上の赤、青、緑のLEDがグロウです。白だけがブライトです。並べて比較してみると、ブライトの方が明るいとわかります。

アクロ トライアングル GROWとBRIGHT比較
アクロ トライアングル GROWとBRIGHT比較

それでは実際に水槽に設置した写真を並べて比較します。撮影はシャッタースピード、絞り値、ホワイトバランスを固定にして撮影しています。グロウとブライトの比較では、写真ではわかりづらいですがブライトの方が明るいです。グロウは赤系の水草のクリプトコリネの色が綺麗に見えます。またグロウの方が温かみのある色合いに感じます。グロウとブライトを2台設置するとかなり明るさを感じます。

アクロ トライアングル GROWとBRIGHT比較
アクロ トライアングル GROWとBRIGHT比較

4.使用感

トライアングル グロウを使ってみた印象としては、製品に本気で水草水槽の為に作られた印象を受けます。水草水槽にはおすすめのLED照明です。水草動画では現時点でのLED照明は、アクロのトライアングルシリーズを選ぶようになり、30cm水槽用、60cm水槽用、90cm水槽用の合計5台設置して使用しています。
グロウとブライトの選び方としては、通常の水槽であればグロウでよいと思います。水槽の水深が45cm以上の場合やキューバパールグラスやヘアーグラスなど強い光量がいる水草水槽の場合は、ブライトの方が育てやすいと思います。グロッソスティグマの育成には、グロウの方が適した照明に感じます。ブライトの感想の記事も合わせてご覧ください。

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