【寿命と死ぬ原因】ヤマトヌマエビ コケ除去対策の強い見方

1.特徴

ヤマトヌマエビは、体長3~5㎝ほどの水草水槽では定番のエビです。見た目は地味で観賞価値より、アクアリウムではコケ取りの掃除屋として非常に重宝するエビの仲間です。1983年にADA天野氏によりヤマトヌマエビのコケ除去効果を専門誌に発表したことにより、欧米ではアマノシュリンプと呼ばれているそうです。流通も多くショップでも必ず売られているといっていいほどの定番のエビです。価格も安く30㎝水槽であれば、3~5匹、60㎝規格水槽であれば10匹程度入れることでコケの除去対策になります。

ヤマトヌマエビ
ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビのオスとメスの見分け方

ヤマトヌマエビのオスとメスの見分け方は、写真のように体の点の模様で区別できます。また成長したヤマトヌマエビはメスはオスより一回り以上大きくなり、大きさの違いでオスとメスを見分けられ、メスは4~5㎝、オスは3~4㎝程度の大きさになります。メスは抱卵することもありますが、繁殖方法は汽水の水質が必要で通常の水槽環境では難しいです。

ヤマトヌマエビのオスとメスの見分け方
ヤマトヌマエビのオスとメスの見分け方

別名 Caridina multidentata
学名 ヤマト、アマノシュリンプ
分布 日本、アジア
体長 3~5㎝
分類 エビ
必要なし(場合によっては熱帯魚の餌)
価格 100円~
水質 中性~弱アルカリ性
水温 20~28℃
おすすめ度 ★★★★★

2.飼育方法

ヤマトヌマエビは水質は中性から弱アルカリ性を好みますが、ソイルで立ち上げた水草水槽の弱酸性から中性でも飼育は十分可能です。またRO水など超軟水の水質にも適応します。

ヤマトヌマエビを捕食する熱帯魚やそのケース

ヤマトヌマエビは大型熱帯魚、中型熱帯魚との混泳は捕食される場合があり混泳は難しいです。またシルバーチップテトラやグリーンファイヤーテトラなど小型熱帯魚にも捕食されることがあります。小型熱帯魚に捕食されるケースとしては、小さいサイズのヤマトヌマエビの場合は捕食されやすいです。ある程度の大きさのヤマトヌマエビは捕食されずらく、捕食されてしまうことが心配な場合は、大き目のヤマトヌマエビを購入するようにしたいです。

メダカのような小さな熱帯魚は捕食されないか?

逆にメダカのような小さいサイズの熱帯魚はヤマトヌマエビに捕食されないか?ヤマトヌマエビが熱帯魚を捕食するケースは、弱っている生体に対して捕食をします。特に捕食されやすいのは購入した魚を水槽に入れた直後など弱っている場合です。またメダカより小さい最大でも2~2.5㎝にならないボララス・マキュラータやララス・ブリジッタエなどの熱帯魚でも毎日餌を与えている水槽であれば通常はヤマトヌマエビに捕食されることはありません。

餌の与え方

水草水槽や生体のいる水槽では、ヤマトヌマエビに餌を与える必要はありません、水槽内のコケなどを食べて十分飼育できます。生体が全くいない立ち上げ時の水槽でも発生するコケを食べて飼育できます。ヤマトヌマエビのみの水槽であればコケがなく、生体もいない水槽であれば、コリドラス用の沈降性がある餌などを与えるとよいでしょう。



3.寿命と死因の原因

ヤマトヌマエビの寿命は非常に長く、私の水槽では7年以上生きた個体もいます。水槽では10年以上生きる個体もいるそうです。ヤマトヌマエビの死因は「水槽からの飛び出し」、「茹で上がったように死ぬ」、「捕食される」の3つのケースが多いです。「水槽からの飛び出し」は部屋の床に干からびたヤマトヌマエビを発見することがあります。飛び出す原因は水槽の水位が高い場合や購入してから数日内に飛び出す場合あります。ヤマトヌマエビは水槽のガラス面をよじ登るようにして飛び出すことがあり、水位から5㎝の高さがあっても飛び出すことがあります。2つ目の「茹で上がったように死ぬ」は、朝起きて水槽を見たら、赤く茹で上がった様なヤマトヌマエビの死骸を発見することがあります。十分エアーレーションされた水槽でもこのような状態のヤマトヌマエビ見ることがあります、特に購入して1週間以内に発生することが多く、水質に適応できずに死んでしまうことがあるようです。死ぬ前の症状としては、動きが鈍り、体色が透明な茶色や赤みを帯びた感じになります。また水槽に入れた直後は水質に合わせるように、ヤマトヌマエビは脱皮をします。この脱皮と死因が関係しているようにも感じます。CO2添加によるヤマトヌマエビの影響は少ないように感じます。以前CO2レギュレータのトラブルにより、魚を全滅させるようなCO2量の添加してもヤマトヌマエビは死なずにいました。3つ目の「捕食される」は、ヤマトヌマエビを捕食する熱帯魚やそのケースで紹介したケースになります。この3つのケースの共通点は水槽にいれた1、2週間までに発生することが多く、購入して水槽に入れた数日間は注意が必要です。

ヤマトヌマエビの脱皮

はじめてヤマトヌマエビの脱皮の抜け殻を見たら、死骸と勘違いしてしまいそうなくらい、原形をとどめた抜け殻を残して脱皮をすることがあります。抜け殻をみたら、速やかに水槽から取り除きましょう。ヤマトヌマエビの脱皮は、水槽に入れた直後から数日、また水替えや水質変化が起きたときに脱皮をするヤマトヌマエビが多いいように感じます。

4.ヤマトヌマエビのコケ除去効果を発揮するには

ヤマトヌマエビはコケ対策の要員として、水槽を立ち上げ、水槽の濁りが消え茶ゴケが発生しだしてから投入することによって、立ち上げ時のコケの発生の抑制に効果を上げます。ヤマトヌマエビのコケの除去効果を発揮させるには、「コケの発生の原因をあらかじめ改善しておく」、「コケは掃除で除去しておく」この2つをあらかじめ行っておくことで、ヤマトヌマエビのコケの除去効果は最大限に引き出せます。逆に、コケの発生源を改善しなかったり、掃除せずコケが大量に発生していた場合、少ない数のヤマトヌマエビでは効果が感じられないことがあります。またコケがなくなって、食べるものがなくなると、柔らかい細い水草の新芽を食害することがあります。ヤマトヌマエビの食害は水草の成長にスピードがつくと食害も感じられなくなります。



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