ディープレッドホタルテトラ 小型水槽でじっくり飼育したい美魚

1.特徴
ディープレッドホタルテトラは、体色は濃いオレンジに染まり、尾のつけ根がメタリックオレンジに輝く美しい小型熱帯魚です。体長はレッドテトラと同様に2㎝ほどで非常に小さい小型熱帯魚です。その可愛らしいルックスから人気のある熱帯魚です。泳ぎはパタパタとハチドリやトンボのホバーリンのような独特な泳ぎをします。購入時はさえない色でも、飼育経過ともに体色が濃くなり非常に美しい姿を見せてくれます。さらに各ヒレの先が白く染まり体色のオレンジとヒレの白のコントラストが魅力です。近年は養殖の個体がコンスタントに輸入され流通も多く購入しやすい熱帯魚です。


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別名 | ルビーテトラ |
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学名 | Axelrodia riesei |
分布 | コロンビア |
体長 | 2㎝ |
分類 | カラシン |
餌 | フレーク 冷凍餌 |
価格 | 300円~ |
水質 | 弱酸性~中性 |
水温 | 22~27℃ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
2.飼育方法
飼育は特別難しい熱帯魚ではありませんが、やはり非常に小さい熱帯魚ということで飼育には気を付けたいことがあります。購入時に気を付けたいことは養殖物が多く流通しているため、奇形の個体も販売されていることがあるのでヒレや目、エラ、体型などの状態を見て購入したい魚です。温和な性格なので3~4㎝ほどの同サイズの魚との混泳飼育も問題ありません。水槽が立ち上がったある程度水草が植栽された落ち着いた水槽での飼育が理想です。水質は砂利の中性付近の水質でも問題なく飼育できますが、弱酸性を好むため底床はソイルの方が色の上りが良い印象です。水替えのカルキ抜きや、夏の水温管理も大切になります。ディープレッドホタルテトラの寿命は平均2~3年になりますが、個体や環境によっては1~2年で死んでしまうことがあります。私の飼育では8年以上生きた個体もいます。
餌の与え方
餌はなんでも食べますがディープレッドホタルテトラは臆病な熱帯魚です、混泳で他の魚に餌をとられて、ディープレッドホタルテトラまで餌が行き届かない場合は餌の与え方を工夫する必要があります。ディープレッドホタルテトラは中層で餌を食べることが多いので、与える場所や与える量など調整して餌がすべての魚にいきわたるようにします。フレークなど浮く餌の場合は1回の与える量を、1~2分程度で食べ終わる量を1,2回にわけて与えることによって上層の食べ残しが中層~下層の熱帯魚にいきわたります。(与えすぎて底床に餌がいつまでも残るようなことはないようにします)また沈むタイプの冷凍餌の場合は写真ようにフィーダーカップを使うと上層から下層までの餌やりを簡単に与えることができます。私は冷凍餌のブラインシュリンプ、ミジンコを与えています。餌の与える回数は1日1回です。


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3.ディープレッドホタルテトラに似合う水槽や水草
ディープレッドホタルテトラは一度みたら一目惚れしてしまようなそんな魅力ある熱帯魚です。飼育もそれほど難しくなく、飼育経過とともに本来の美しい姿を観賞できます。しかしディープレッドホタルテトラは臆病な性格なため、群れで泳ぐ姿は、水槽投入時など慣れていない場合や警戒しているときにしか見れません。水槽に慣れると水草の茂みに隠れて、餌の時間にチラっと顔を出す程度になってしまいます。ディープレッドホタルテトラは小型水槽や石組み水槽など、隠れる場所が少ないレイアウトや水槽で観賞を楽しみたい魚です。また美しいオレンジに染まる体色には、グロッソスティグマなど明るいグリーンの水草がとても映えます。
4.ディープレッドホタルテトラの写真








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