ジェリービーンテトラ 水草水槽で群れで泳ぐ姿が美しい小型美魚
1.特徴
ジェリービーンテトラはカラシンの仲間です。体長は3㎝ほどの細身の体型をした小型の熱帯魚です。体色は透き通る黄色から緑がかったメタリックが非常に美しい魚です。色が揚がると尾びれがオレンジ色に染まり美しさがより増します。群れで活発に泳ぐ魚で水槽の上層で泳ぐ傾向があります。飼育数は5匹以上、できれば10~30匹の群れで泳がせることでその美しさをより堪能できます。寿命は2~3年、個体にもよりますが長寿になると3年以上生きる個体もいます。古くから紹介されている熱帯魚ですが、比較的流通が少ない魚です。
別名 | – |
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学名 | Ladigesia Roloffi |
分布 | シェラレオネ、西アフリカ |
体長 | 約3㎝ |
分類 | アレステス科 |
餌 | フレーク 顆粒 冷凍餌 |
価格 | 500円~ |
水質 | 弱酸性~中性 |
水温 | 23~28℃ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
2.飼育方法
飼育は導入時にやや弱い面はありますが難しくありません。水質は弱酸性から中性の水草がよく茂った水槽が適しています。同種サイズの混泳に向いている熱帯魚です。環境によっては飼育から1ヶ月もすると体色が上がり尾びれがオレンジ色に染まり見ごたえのあるジェリービーンテトラが見られます。飼育で注意が必要なのはやはり、導入時の水質変化になります。小型の熱帯魚なので急激な変化や水替えの少ない硝酸塩の高い水槽には注意が必要です。また体が小さいので大きな魚との混泳は注意が必要です。上層で泳ぐ魚なので飛び出し事故には注意が必要です。
導入方法
熱帯魚の詳しい導入(水合わせ)方法はこちらの記事の熱帯魚の水槽への導入方法をご覧ください。
死着することもあるので、ネット通販で購入した際は袋を空ける前に確認して、死んでいる魚がいる場合は開封前に写真を撮って置くと、保証対象になる場合があります。詳しくは購入先で確認ください。
餌の与え方
ジェリービーンテトラの餌は一般的な小型用の熱帯魚の餌ならなんでもよく食べます。餌の与え方のタイミングは、1日1回、照明がついたあとに与えるとよいでしょう。与える量は、すべての魚にいきわたるように様子を見ながら少量を数回にして2~3分で食べきる量を与えます。与えすぎて、餌が残るようであれば残ってしまった餌は救い出します。餌を与えすぎると水槽の水が汚れてコケが発生しやすくなります。コケの発生は栄養分の蓄積が原因によるもので、魚の病気の原因にも繋がるので餌の与えすぎには注意が必要です。動画内の餌やりのシーンは顆粒タイプのテトラ プランクトンを与えています。
病気
ジェリービーンテトラの病気は、ネオン病のように体色が一部黒く抜けた部分がある場合があります。また体色の発色が悪く、白くくすんだ様に見える場合があります。症状が進行していくと、体の発色白くなり、さらに写真のように痩せて死んでしまいます。原因は細菌のカラムナリスに感染による可能性が高いです。対処方法はこちらの記事の4.熱帯魚の病気と寿命をご覧ください。
3.飼育記録
4.ジェリービーン・テトラの写真
5.ジェリービーン・テトラの動画
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上記の固体とは別のブログ記事個体のジェリービーン・テトラの動画はこちらの記事でご覧いただけます。
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5.価格・選び方
ジェリービーン・テトラの購入時に意識していること、気をつけていることを紹介します。
購入のポイント
ジェリービーン・テトラの購入数は30~45cm水槽であれば5~10匹、60cm水槽は10~20匹、90cm水槽は20~30匹の数が目安になります。水槽に入れるタイミングは水槽立ち上げから1~3週間後、水槽内の透明度が上がってから購入したいです。
★:購入経験あり・次も購入したい
、
●:購入候補に入れたい
○:購入経験あり
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