レインボーテトラ ラメが虹色に輝き見惚れてしまう美魚

2020年6月9日

1.特徴

レインボーテトラは、頭部から尾ビレにかけて赤から青に、虹色に輝く美しいカラシンの仲間です。幼魚や入荷当初の色が揚がる前の状態では、本来の美しさはわかりづらいですが、飼い込んで色が揚がったレインボーテトラは非常に美しいです。体長は5cm~6cmで、やや背幅高く、エンペラーテトラによく似た魚です。寿命は個体差はありますが2~3年程度です。長寿になると3年以上生きる個体もいます。性格はやや荒く、テリトリー、縄張り意識が高い魚です。同種同士の小競り合いは、オスがメスを追いかけまわしたり、オス同士が争いをしています。エンペラーテトラより、やや群れで泳ぐ傾向があるように感じます。気性は荒いですが、小型熱帯魚同士の混泳は可能です。カージナルテトラやネオンテトラのような縄張り争いが少ない魚とは相性が良く感じます。逆に縄張り争いがあるエンペラーテトラやインパイクティスケリーとの混泳は避けたいです。水槽サイズは45cm以上で飼育したい魚です。熱帯魚ショップでは定番のカラシンです。流通もコンスタントに入荷され、ブリード個体やワイルド個体ものが流通しています。写真のレインボーテトラは、ワイルド個体として販売されていたものです。価格も手ごろで入手しやすい魚です。

レインボーテトラ

別名
学名 Nematobrycon lacortei
分布 南米、コロンビア
体長 5cm~6cm
分類 カラシン
フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌
価格 400円~
水質 弱酸性~中性
水温 22~27℃
おすすめ度 ★★★☆☆
オスとメスの見分け方

購入当初や幼魚のオス、メスの区別はよく似ていて区別が難しいですが、成長ともにオスには3つの特徴がでてきます。オスの1つ目の特徴は目が充血したように赤く染まります。2つ目の特徴は、尾びれがフォーク状に中心の尾びれが伸びてきます。3つ目の特徴は、体色が頭部から尻びれにかけレインボー色に染まります。オスとメスの体長はほぼ同等なので区別は難しいです。

オス レインボーテトラ

メス レインボーテトラ

2.飼育方法

レインボーテトラの飼育は特別難しい魚ではありません。購入直後の水温や水合わせに気を付けて、1~2週間で落ち着きます。飼育は、テリトリーが強いので、水草を多く植えると良いです。飼育はソイルを使った弱酸性から中性の軟水を好みます。水草を多く茂らせた水草水槽でじっくり色が揚がるのを楽しみたい魚です。また水質変化や夏場の高温に弱い面があるといわれています。水替え時の水道水の塩素にも弱い面を感じます。必ずカルキを抜いた水を使いましょう。

病気?

飼育当初は穴あき病(エロモナス系)の様な、体中央に穴の開いたよな症状がみられました。寄生虫だったらやだなぁ、思っていたのですが、飼育経過とともに改善が見られ現在では、ほぼ肉眼ではわからないレベルまでに改善しました。特に薬などの対処していません。症状がひどくなるようであれば、状況によっては隔離して薬を使う場合もあるのですが、今回は病気ではなく擦り傷やストレスなどからの症状の可能性があり自然治癒できました。

体中央の黒い部分 レインボーテトラ

3か月後の状態 レインボーテトラ
餌の与え方

餌は、フレーク、顆粒タイプの餌など人工飼料を与えるとよいでしょう。写真の個体の飼育では、顆粒タイプのひかりクレスト カラシンテトラ プランクトンを与えています。与え方は一日1回、2~3分程度で食べきる量を与えています。

3.飼育記録

レインボーテトラの飼育は60センチの規格水槽の水草が沢山植わった水槽で飼育しています。底床はアクアソイル アマゾニアを使用しています。購入は6匹、飼育から約5月経過しましたが、オスはレインボーに染まり美しい姿が楽しめます。飛び出し事故は少ない種類の魚に感じますが、小型水槽など飛び出しやすい場合は飛び出し対策も必要になります。

4.レインボーテトラの写真

水草水槽に泳ぐレインボーテトラ
虹色に輝くレインボーテトラ