グリーンネオンテトラの群れが水槽をより美しく感じさせてくれる

2020年4月23日

1.特徴

グリーンネオンテトラは明るいブルーが美しい体色をしています。ミクロソリウムなど緑の濃い水草を使ったレイアウトやグロッソスティグマなど明るい水草を使った石組レイアウトまで、幅広い水草水槽にマッチする熱帯魚です。体長は約3cmの小型の熱帯魚です。性格も温和で、混泳水槽にも適した魚です。大きめのエンゼルフィッシュなど口に入るサイズのものを食べる種類との混泳は避ける必要があります。グリーンネオンテトラは産地によってやや体色に違いがあり、体色の赤いライン部分は、ブラジル産は赤みが少なく、コロンビア産は赤が濃い傾向があるそうです。寿命はやや短く約2~3年です。環境にもよりますが長寿になると3年以上生きる個体もいます。飼育は、小型水槽から大型水槽の飼育に適しています。飼育数は30cm水槽は4~6匹、60cm水槽は10~20匹程度が目安になります。繁殖はネオンテトラと同様に難しいです。メスは1回約100個程度の卵を産み、約24時間で孵化し、産卵後は親と卵は分け、卵は光に弱いので、光が当たる環境は避ける必要があるそうです。孵化したらインフゾリアを与えとよいです。グリーンネオンテトラは流通も多く、ワイルド個体が流通しており、養殖のネオンテトラとは違い価格が高いです。

グリーンネオンテトラ

ネオンテトラやカージナルテトラとの違い

グリーンネオンテトラよく似た種類にネオンテトラカージナルテトラがいます。グリーンネオンテトラはネオンテトラと比べて、体系はスマートで、ネオンテトラのように体系が崩れずらい(太りずらい)種類です。またカージナルテトラと比べて体長は一回り小さく、グリーンネオンテトラは赤い部分が薄く、体色の青もやや緑がかった色をしています。グリーンネオンテトラは、ネオンテトラやカージナルテトラのような派手さはありませんが、グリーンネオンテトラの落ち着いた色が合いが水草水槽にマッチします。その他に混じりで見かけることがある珍カラのプラチナグリーンネオンテトラがいます。

別名 ロングライン ネオン
学名 Paracheirodon simulans
分布 ブラジル、コロンビア
体長 3cm
分類 カラシン
フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌
価格 200円~
水質 弱酸性~中性
水温 22~28℃
おすすめ度 ★★★★☆

2.飼育方法

グリーンネオンテトラは、ネオンテトラと同様に長期飼育がやや難しく感じる熱帯魚です。特別弱い熱帯魚ではなく、初心者にも勧められることがある定番の魚ですが、購入時の魚の状態などによっては導入後、死にやすい一面があります。購入後は、水温合わせ、水合わせをおこない、水槽に入れます。グリーンネオンテトラは、軟水で、非常に不純物の少ない(TDSの低い)水質に生息しています。水槽では、ソイルを使った弱酸性~中性の水質を好みます。砂利を使った水槽でも飼育は可能です。また水替え頻度が少ない水槽や、魚が多く栄養分が蓄積しやすい水槽では、白点病にかかりやすいです。その他にヒレが溶けた状態に見える尾ぐされ病にかかりやすいです。病気の予防策はこちらの記事をご覧ください。

餌の与え方

餌は、フレーク、顆粒タイプの餌など人工飼料を与えるとよいでしょう。写真の個体の飼育では、顆粒タイプのひかりクレスト カラシンやテトラ プランクトンを与えています。与え方は一日1回、2~3分程度で食べきる量を与えています。

餌の与え方 グリーンネオンテトラ

グリーンネオンテトラの草食性

グリーンネオンテトラは、やや草食性が強く、環境によっては柔らかい葉の水草を食べてしまう場合があります。餌を冷凍餌など偏った餌ばかり与えると、草食性が強くなるように感じます。人工飼料のテトラ プランクトンなどバランスのとれた餌を与えることで、草食性を弱める効果があるように感じます。水草の葉は食べることはありますが、グリーンネオンテトラによるコケの除去効果は期待できません。

3.飼育記録

グリーンネオンテトラの飼育は60cm水槽(60cm×45cm×45cm)の水草が沢山植わった水槽で飼育しています。水替え頻度は週2回(水槽の1/3の量)を行っています。飼育から1~2ヵ月もすると、購入時は痩せていた体系もしっかりして、一回り大きくなりました。

4.グリーンネオンテトラの写真

グリーンネオンテトラの写真

一緒に泳いでいる魚はマジナータス・ペンシルフィッシュです。

混泳水槽で泳ぐグリーンネオンテトラ

淡いブルーが美しいグリーンネオンテトラ(赤が少ないタイプ)
グリーンネオンテトラの群れ