ラスボラ エスペイ 古くから親しまれている魅力のある熱帯魚

1.特徴
ラスボラ エスペイは、オレンジ色に染まる美しいコイの仲間です。尾から体の中央に入る黒のラインが特徴の熱帯魚です。よく似たラスボラ・ヘテロモルファとの違いは、黒のラインがエスペイの方が細く、体色のオレンジが強く発色します。ラスボラ エスペイの方が丈夫で飼育しやすく、初心者が飼育しやすい熱帯魚と感じます。ラスボラ エスペイの寿命は2~3年、環境によっては1~2年で死んでしまう場合があります。水槽サイズは、小型水槽から大型水槽に適していきます。群れで泳ぐため、5匹以上飼育すると、本来の美しい魅力を楽しむことができます。水草水槽のレイアウトでは、落ち着いた陰性水草を使った水槽にマッチします。流通も多く入手しやすい定番の熱帯魚です。
別名 | トリゴノスティグマ・エスペイ |
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学名 | trigonostigma espei |
分布 | カンボジア、タイ |
体長 | 3.5㎝ |
分類 | コイ科 |
餌 | フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌 |
価格 | 200円~ |
水質 | 弱酸性~中性 |
水温 | 22~28℃ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
2.飼育方法
ラスボラ エスペイは、丈夫で初心者にも飼育しやすい熱帯魚です。水質は中性から弱酸性を好みます。底床はソイルが好ましいですが、砂利など中性付近になる底床でも十分飼育可能です。購入した袋を水槽に浮かべて置き、水温合わせした後に、バケツに入れ替え水合わせをしています。水換えは週に2回おこなっています。
餌の与え方
餌は、フレーク、顆粒タイプの餌など人工飼料を与えるとよいでしょう。写真の個体の飼育では、顆粒タイプのひかりクレスト カラシンやテトラ プランクトンを与えています。与え方は一日1回、2~3分程度で食べきる量を与えています。
3.飼育記録
飼育は45センチのキューブ水槽で飼育しています。底床はリーフプロソイル ノーマルを使用しています。購入は5匹、飼育から約6月経過しましたが、購入から一回り以上大きくなり、体色のオレンジも揚がり美しい姿を楽しませてくれます。飛び出し事故は少ない種類の魚に感じますが、場合によっては飛び出し対策も必要になります。
4.ラスボラ エスペイの写真
ラスボラ エスペイの動画はこちらの記事でお楽しみ頂けます。



