ホワイトフィンロージーテトラ 色彩が美しく初心者から上級者までにおすすめの熱帯魚

2023年4月10日

ホワイトフィンロージーテトラ

1.特徴

ホワイトフィンロージーテトラは体色がピンク色に染まり、各ヒレが赤から先端は白に染まり非常に美しい熱帯魚です。体長はレッドファントムより一回り大きく4cm~5cm程度で、体に高さがあるハイフェソブリコン(Hyphessobrycon)に属するカラシンの仲間です。良く似たロージーテトラの違いは、背びれの白の部分が違います。ホワイトフィンロージーテトラの背ビレは全体が白からピンクに染まり、写真の様に黒の部分が少ないことで違いを判別できます。水槽サイズは中型水槽から大型水槽に適した熱帯魚です。性格はおとなしく混泳水槽に適した熱帯魚です。群れで泳ぐ傾向は差ほど強くありませんが、3匹~10匹程度いれることでその美しさを楽しめます。ホワイトフィンロージーテトラの寿命は個体差もありますが3年~5年程度です。ホワイトフィンロージーテトラは比較的流通も多く、ワイルドもの、ブリードものが流通しているようです。価格はロージーテトラより高いですが、その美しさは価値があります。ホワイトフィンロージーテトラは、成長するとある程度貫禄ついた雰囲気になりますが、丈夫で飼育しやすく初心者から上級者までにおすすめの熱帯魚です。

ホワイトフィンロージーテトラ
ホワイトフィンロージーテトラ

別名 ホワイトチップ・ロージーテトラ、偽ロージー・テトラ
学名 Hyphessobrycon sp.
分布 ペルー、ブラジル
体長 4cm~5cm
分類 カラシン
フレーク 顆粒タイプ、冷凍餌
価格 350円~
水質 弱酸性~中性
水温 22~28℃
おすすめ度 ★★★★☆

2.飼育方法

ホワイトフィンロージーテトラの飼育は容易で丈夫で初心者にも飼いやすい熱帯魚です。水質は弱酸性から中性の水質を好みます。底床はソイルを使って飼育することで弱酸性を維持しやすく、色が揚がりやすいです。中性付近の砂利の水槽でも飼育は可能です。ホワイトフィンロージーテトラによく似た、ロバーティ・テトラは水槽からの飛び出しが多い魚ですが、ホワイトフィンロージーテトラは飛び出しも事故も少なく飼育しやすいです。購入したら袋を水槽に浮かべ、水温合わせと水合わせをしてから水槽に投入します。比較的丈夫な熱帯魚ですが、購入から約2週間、または季節の変わり目や水替えの少ない水槽では白点病にかかる場合があります。

餌の与え方

ホワイトフィンロージーテトラの餌は、フレークタイプや顆粒タイプが与えやすいです。水草動画では、キョーリン ネオプロスを一日1回2~3分で食べきる量を与えます。大食な魚なので与えすぎて太らせないように注意が必要です。

3.飼育記録

ホワイトフィンロージーテトラの飼育は60cm水槽(60cm×45cm×45cm)で3匹飼育しています。購入直後は、色の揚がりは悪いですが、一か月~二か月程度すると綺麗な体色が楽しめるうになります。飼育管理は、週に2回3分の1程度の水を交換しています。

投入直後 ホワイトフィンロージーテトラ
投入直後 ホワイトフィンロージーテトラ

4.ホワイトフィンロージーテトラの写真

ホワイトフィンロージーテトラの動画はこちらの記事でお楽しみ頂けます。

ホワイトフィンロージーテトラの写真
ホワイトフィンロージーテトラの写真

色のが揚がったホワイトフィンロージーテトラ
色が揚がったホワイトフィンロージーテトラ
ホワイトフィンロージーテトラのフィンスプレッディング
ホワイトフィンロージーテトラのフィンスプレッディング
水草水槽を泳ぐホワイトフィンロージーテトラ
水草水槽を泳ぐホワイトフィンロージーテトラ

5.価格・選び方

ホワイトフィンロージーテトラの購入時に意識していること、気をつけていることを紹介します。

購入のポイント

ホワイトフィンロージーテトラの購入数は30cm水槽であれば2~3匹、60cm水槽は3~6匹、90cm水槽は6~12匹の数が目安になります。水槽に入れるタイミングは水槽立ち上げから1~3週間後、水槽内の透明度が上がってから購入したいです。

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