ブルーグラスグッピー 綺麗で見ていて楽しくなる熱帯魚

2020年12月26日

1.特徴

初心者から上級者まで、多くのアクアリストが魅了する人気のブルーグラスグッピー。ブルーと黒の細かいスポット模様に、うっすら黄色に染まる尾ビレは優雅です。水草水槽では、自然感あるカラシンやラスボラなどの小型魚が定番ですが、改良品種のブルーグラスグッピーは水草水槽に華やかさを感じさせてくれる熱帯魚です。

ブルーグラスグッピー

ブルーグラスグッピーがいる水槽を眺めていると、ワクワクして、元気の出る水槽になります。ブルーグラスグッピーは、体長約4cmになります。メスはオスより体がややずんぐり大きくなる傾向があります。オスは、大きなヒレをしますが、メスは地味で、ヒレは大きくなりません。
グッピーのオスとメスの見分け方

大きな尾びれのオス ブルーグラスグッピー

尾びれが小さいメス ブルーグラスグッピー

飼育する水槽サイズは、小型水槽から大型水槽まで幅広い水槽で飼育できます。グッピーは繁殖力がある為、小型水槽の場合は1ペアから、中型、大型水槽であれば、2ペア、3ペア程度で、少な目の数からの飼育をおすすめします。

別名 ブルーグラス、ミリオンフィッシュ
学名 Poecilia reticulata var.
分布 国産、改良品種、(原種:ベネズエラ)
体長 4cm
分類 メダカ(カダヤシ目 、グッピー属)
フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、イトメ(生き餌)、赤虫、冷凍餌
価格 1,000円~
水質 中性~弱アルカリ性
水温 22~28℃
おすすめ度 ★★★★★

2.飼育方法

ブルーグラスグッピーは、国産が一般的で初心者の方でも飼育しやすい熱帯魚です。性格も温和で、小型魚との混泳もしやすい熱帯魚です。水質は中性から弱アルカリ性を好む魚です。コケ対策のヤマトヌマエビなどのエビとも相性が良いと感じます。一般的には大磯や砂利などを使っての飼育が適していますが、ソイルを使った弱酸性から中性の水草水槽でも飼育は可能です。ただしソイルの場合は、立ち上げ直後はPHが下がるため、1週間ほど水槽の水の約1/3程度を毎日水替えして、PHの下がりを軽減すると良いです。ソイルは、極端に下がり過ぎない、プラチナソイル水草一番サンドが扱いやすいです。

導入方法

購入したら、まず購入した袋ごと水槽に浮かせて水温合わせをします。次に水合わせをして水槽に入れます。初心者の方は熱帯魚の導入手順の記事もご覧ください

餌の与え方

ブルーグラスグッピーの餌は一般的な小型用の熱帯魚の餌ならなんでもよく食べます。食欲旺盛で与え過ぎてしまい、太らせてしまうことがあるので注意が必要です。餌の与え方のタイミングは、1日1回、照明がついたあとに与えるとよいでしょう。与える量は、すべての魚にいきわたるように様子を見ながら少量を数回にして2~3分で食べきる量を与えます。与えすぎて、餌が残るようであれば残ってしまった餌は救い出します。餌を与えすぎると水槽の水が汚れてコケが発生しやすくなります。コケの発生は栄養分の蓄積が原因によるもので、魚の病気の原因にも繋がるので餌の与えすぎには注意が必要です。写真の飼育では、顆粒タイプのテトラ プランクトンを与えています。

産卵・増やし方

グッピーは、産卵はせず、稚魚を出産する卵胎生の魚です。そのため初心者でも繁殖を楽しみやすい種類の熱帯魚です。良く水草が茂った水槽では、比較的容易に自然繁殖できます。混泳している魚が稚魚を食べてしまう場合は、お腹の大きくなったメスを産卵箱に隔離すると良いです。稚魚の餌には、ブラインシュリンプや稚魚用の餌を与えるとよいでしょう。

卵胎生 ブルーグラスグッピー

出産の判断

メスは、お腹がパンパンに大きくなります。写真のお腹の黒部分あたりで卵が孵り稚魚がでてきます。もし産卵箱に入れる際は、お腹がパンパンになった状態でメスだけを産卵箱に隔離すると、2~3日で出産することが多いです。

繁殖方法 ブルーグラスグッピー

稚魚

写真は水槽内で自然繁殖した稚魚です。大きさは約5mm程度あり、結構大きなサイズの稚魚が生まれてきます。餌は、親と一緒のテトラ プランクトンを指で軽くすりつぶして、稚魚に与えて育てています。

稚魚 ブルーグラスグッピー

2~3か月後

2~3か月もすると、オスとメスの見分けがしやすくなります。特にオスはヒレが多くくなり特徴がはっきりします。この時期になると繁殖も可能といわれ、増えすぎないように、オスとメスの選別して水槽を分けてあげると、爆発的な繁殖を防ぐことができます。

若い個体

成魚

4~5か月もすると購入時の個体の親と同じ大きさまでになります。

成魚(約5か月) ブルーグラスグッピー

病気

グッピーは、丈夫で飼育しやすいとされていますが、やはり他の熱帯魚と同様に、水質の悪化などで病気にかかることがあります。

病気にかかる主な原因
  1. 飼育数が多い、餌の量が多い、水替えが少ない水槽
  2. 購入時、新しい魚を追加時など新しい魚ら病気を持ち込む
  3. ストレス、老化など

1.飼育魚が多すぎたり、餌の量が多い、水替えの少ない汚れが蓄積しやすい水槽では、尾ぐされ病、口ぐされ病、ハリ病、グッピー病などカラムナリスに感染しやすくなります。熱帯魚の病気の症状と対処方法はこちらをご覧ください

2.購入直後や新しい魚を水槽に入れた場合は、あらゆる病気を水槽内に持ち込んでしまう可能性があります。特に白点病など感染力が高い病気にかかりやすいです。

3.他の魚からのストレスや水質変化のストレス、また老化による免疫の低下などにより、白点病やカラムナリスなどに病気に感染しやすくなります。写真のヒレにつく赤い点(赤点病?赤斑病?)は、水質が綺麗な水草水槽で、病気にかかった個体です。原因はエアーレーションによる水流のストレスによっての可能性が高いです。

ヒレにつく赤い点(赤点病?)

また感染した個体は老化も進んでいるので、ストレスに敏感になります。30cm水槽での飼育から数か月たった1ペアの飼育のためストレスになる原因が限られていました。夜間の強いエアーレーションを切ってから約2週間で完治しました。

寿命

グッピーの寿命は短く、約1年程度です。販売されている個体は約3~6か月程度なので、購入から約6~10か月くらいで寿命がくることが多いです。

グッピーの寿命

3.レッドグラスグッピー

レッドグラスグッピーは、赤のモザイク模様の美しい個体です。ブルーグラスの青とレッドグラスの赤がとても水槽に映えます。ブルーグラスグッピーの繁殖では、ブルーグラス以外の個体も生まれてきます。ブルーグラスのペアからは、レッドグラス(ノーマル?)、ブラオの個体も生まれてきます。ブルーグラスのペアから、ブルーグラスが生まれてくる割合は5割と言われています。

レッドグラスグッピー

ブルーグラスのペアから生まれたレッドグラス

4.飼育記録

最初数か月は、1ペアを30㎝キューブ水槽で飼育していましたが、稚魚が増え、90㎝スリム水槽に移し、増えたオスとメスを選別して、増えすぎをコントロールしながら飼育しています。飼育環境はどちらの水槽もソイルを使った水草水槽で飼育しています。

5.ブルーグラスグッピーの写真

ブルーグラスグッピーの動画はこちらの記事でお楽しみ頂けます。

ブルーグラスグッピーの写真

水草水槽で泳ぐブルーグラスグッピー