ミスト式で水草ストック計画
こんばんは、今日は少しかわった実験、検証をやってみようと思い記事にしました。近年水草水槽の立ち上げで「ミスト式」という方法を見かける機会が増えました。ミスト式は、水槽に水を入れずに水槽内の湿度を保ちキューバパールグラスなどの絨毯を作るという方法です。私はミスト式によるレイアウトの立ち上げ経験はありませんが、この「ミスト式」の要領でストック水槽を作ってみようかという実験、検証をしてみたいと思います。実験、検証の内容は、「ミスト式」によって今の水槽で使っている10種類の水中葉の水草を水上葉に移行させるという試みです。ミスト式でやることで、コケの付いた水草や、調子の悪い水草を水上葉にすることによって回復させることができたらと思います。
1.使う道具
2.植栽する水草
3.作業手順
4.管理方法
5.ポイント
1.使う道具
鉢は3種類、茶色のプラポット6cmと7.5cm、リッチェル ベビーリーフプレートの12型、受け皿、茶色のプラポット6cmと7.5cmの受け皿は27型 ホワイトを使っています。軽石はひゅうが土、ソイルはADAのアマゾニアのノーマルタイプをつかっていきます。
- 鉢
- 軽石
- ソイル
- ラップ(水槽の湿度を保つためにつかう)
- 霧吹き
- 水槽
- 照明
2.植栽する水草
植栽する水草は10種類です。ロタラインディカとルドウィジアニードルリーフは、水草の上部と下部の部分の2種類部位をソイルに植えてどちらが育ちよいか比較もしていきます。
- ラージパールグラス(水中)
- ロタラナンセアン(水中)
- ロタラインディカ(水中)
- ルドウィジアニードルリーフ
- ヘテランテラ(水中)
- ミクロソリウム(水中)
- コブラグラス(水中)
- ショートヘアーグラス(コケの付いた水中葉)
- ヘアーグラス(コケの付いた水中葉)
- テネルス(コケの付いた水中葉)
3.作業手順
- 鉢を用意する
- 鉢の3分目程度に軽石を入れる
- セットした軽石の上にソイルを足す
- 植栽前に霧吹きでソイルに水分を含ませる
- 水草を植栽する
- 水槽に入れる前に受け皿に水が染み出る程度、植栽した鉢に水を足す
- 60㎝水槽に入れて水槽をラップでフタをして、照明(20w×3)を載せます。
4.管理方法
・照明時間 10時間(タイマー)
・湿度が保たれているか毎日確認、必要に応じて霧吹きを掛ける
5.ポイント
ミスト式によって水中葉から水上葉に移行するポイントは湿度を保ちつつ乾燥させずに根腐れしないように水上葉に移行させることがポイントになります。
湿度を保つ
植栽直後はソイルに十分水分含ませ、鉢皿に水がたまる程度まで水を含ませます
根腐れに気を付ける
鉢にソイルを入れる前に水はけのよい軽石を入れて見ました。軽石による根腐れの防止効果は正直わかりませんが、とりあえず使ってみることにしました。この軽石をいれることで鉢の底上げになりソイルの使用量も減らすことができました。
十分な栄養を保つ
ソイルは、新品の栄養分が高いアマゾニアを使用しました。状態を見ながら、ソイルを足すか、液肥で与えるかなどを検討していきます。
ミスト式ははじめての試みになります、検証結果が失敗でもまた記事で報告します。
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