15cmの超小型水槽で作るのボトルアクアリウム

ボトルアクアリウムのように気軽に小さくても十分楽しめる水草水槽が作りたい・・・、そんなコンセプトで15cmの超小型水槽を立ち上げました。レイアウトには、黒溶岩石を使った石組みレイアウト、コストが安くても本格的なネイチャーアクアリウムを簡単に楽しめる超小型水槽にしました。ヒーターやフィルター使わない、小さなボトルアクアリウムサイズによる水草水槽の作り方を写真でわかりやすく紹介します。動画ではピンセットを使った水草の植え方など、初心者の方にも参考になる内容になっています。
使用した器具
水槽はボトルアクアリウムと同じようにヒーターやフィルターを使わずに立ち上げています。底床には、水草用のソイル、ろ材部分になる小石(溶岩石)、レイアウト用の黒溶岩石、鉢底用ネットを使用しています。
水槽
水槽はアクロのスーパークリア(15cm×15cm×17cm) を使用しています。17cmの高さを選ぶことにより、底床を敷いたときにバランスの取れたレイアウトが作れます。スーパークリアは、通常の水槽より透明度が高く美しい水槽です。ガラスの透明度の比較はこちらの記事をご覧ください。ボトルアクアリウムのように曲線のあるガラスと比べて、通常の水槽のように水槽内が見やすくレイアウトが作れます。


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ソイル
ソイルの選び方は、水槽が小さいので、粒が小さいパウダータイプが小型水槽に圧迫感を与えずに使いやすいです。今回は、栄養系のカミハタの黒ソイルを使いましたが、初心者の方や初期の水替え頻度を減らしたい方は、プラチナソイル パウダーや水草一番サンドが使いやすいです。栄養系のソイルは、初期のコケの発生が高く水替えを多く必要としますが、水草が育ちやすく美しい水景が作りやすいです。
レイアウト素材
レイアウトには、黒溶岩石を使っています。まっ黒な石と明るい水草のグリーンのコントラストを楽しめる水槽にしています。また溶岩石は水質の影響も少なく水草水槽で扱いやすい種類の石です。
底床素材
底床には、水槽面に傷がつかないように園芸用の鉢底ネットを敷いています。
底床には、国産浅間溶岩石 小粒を敷いています。多孔質の小粒の溶岩石を敷くことで、濾過層になるようにしています。さらに小粒の溶岩石により、ソイルの傾斜の土台を作っています。


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照明
撮影時はお洒落なLEDを使用していますが、綺麗に育成するには、もう少し強い光量が欲しいです。育成に使っている照明は、アクアリウム製品ではなくアマゾンで購入した、光量の強いLEDを使っています。使用しているボトルアクアリウム用ライトやアマゾンで購入した照明はこちらの記事で紹介しています。


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CO2添加の有無
ボトルアクアリウムは通常はCO2添加はしません。CO2添加がいらない水草を選ぶことによってボトルアクアリウムでも水草を楽しむことができます。今回はより美しく育てたいためCO2添加をしています。CO2添加方法はこちらの記事をご覧ください。
水草の選び方
水草は4種類の比較的成長が早い種類の水草を選びました。
前景グロッソスティグマ
グロッソスティグマは、丸い葉が可愛い前景用の定番の水草です。成長が早く、ソイルを使用することで、CO2添加が無くても育成しやすい水草です。超小型水槽なので、グロッソスティグマの代わりにニューラージパールグラスを使うのもありだと思います。
ワンポイントクリプトコリネ ベケッチー
クリプトコリネ ベケッチーは、赤系(茶色)のクリプトコリネの仲間です。クリプトコリネ ベケッチーは、クリプトコリネ ウェンティー ブラウンのように大型化しずらい前景用に扱いやすいクリプトコリネです。十分な光量とCO2で美しいワンポイントの茂みができます。
中景ウォーターローン
ウォーターローンは、成長が早く美しい絨毯を作ってくれる水草です。CO2添加、強い光量を求めてくる水草ですが、その成長の早さと美しさからボトルアクアリウムでも使われることがあります。
後景ベトナムゴマノハグサ
ベトナムゴマノハグサは、ライトグリーンが美しい有茎草です。細い葉にやや匍匐する傾向が強く、今回の超小型水槽の後景に植栽した水草です。ベトナムゴマノハグサの茎はやや赤味帯びるので茂った時に独特な美しさがあります。ベトナムゴマノハグサの代わりにグリーンロタラを植栽しても良いですね。
3.作成手順
STEP1マットを敷く
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STEP2水槽を設置


STEP3鉢底ネットを敷く


STEP4小石を敷く
STEP5ソイルを敷く


STEP6傾斜をつける


STEP7レイアウトする・石を設置


STEP8植栽する
STEP9注水する


STEP10完成


4.作ってみた感想
15cm×15cm×17cmの水槽サイズで作ったレイアウトは、水草水槽と同じ手順で立ち上げたこともあって想像以上に楽しめました。使うレイアウト素材や植栽する水草の量は少ないですが、15cmの限られたスペースの中でしっかりレイアウトが作れました。水草の成長スピードや成長後の完成をイメージしながら水景を作りました。フィルターはありませんが、水草が茂ることで浄化作用ができ2~3cmの魚が2~3匹飼育できる環境です。またヒーターが無いので、冬場は暖房の効いた室内で管理する必要です。今後の成長過程や生体導入などもブログと合わせ、動画でも紹介していきます。ブログの更新はツイッターでお知らせしています。フォローよろしくお願いします。
5.動画【水草の植え方】
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