単焦点レンズの魅力 水槽の撮り方(1)

2022年5月25日

5月中になっても気温差は大きく、半袖になったり長袖着たりと体調管理に気をつけたい季節ですね。気軽にブログを更新したい!なんて日記をはじめたのに仕事が忙しくなって三日坊主・・・

今回は水草水槽を綺麗に撮影して楽しむカメラの話題です。アクアリウムの魅力は、綺麗な水槽を眺めて楽しむだけではありません。撮影した写真をみんなと共有したり、動画を撮ってYouTubeに公開したりと、自分と同じ趣味の仲間と一緒に楽しむことができます。自分の水槽を雑誌や図鑑のような綺麗な写真が撮れたら、さらにアクアリウムの楽しみ方の世界が広がります。

水槽を綺麗に撮りたい!

綺麗に撮るコツはたくさんありますが、その一つに単焦点レンズを使って撮影することです。単焦点レンズでブレなく撮影できたときは、まるでプロが撮影したような美しい写真が撮れます。単焦点レンズは被写体に寄ったり引いたりするズーム機能はなく固定の焦点距離です。単焦点レンズのメリットはなんといってもその描写力です。1点の焦点だけに設計されたレンズなので描写が高いです。価格が何倍もする高級なズームレンズに匹敵する単焦点レンズが多いのが魅力です。

単焦点レンズ キヤノン RF85mm F2 MACRO IS STM

今回は45cm水槽で飼育しているラスボラ・アクセルロディ ブルーの写真をキヤノンのRF85mm F2 MACRO IS STMで撮影してみました。すべて85mm一点の距離で撮った写真です。

単焦点レンズの特徴は描写力が高いだけではなく、背景を大きくぼかすことができるため雰囲気のある美しい写真が撮れます。明るいレンズは背景を大きくぼかせるだけではなくシャッタースピードを高く設定しやすく熱帯魚撮影にはとても使いやすいレンズです。

ラスボラ・アクセルロディ

Tv(シャッター速度) 1/160
Av(絞り数値) 3.2
ISO感度 2500
焦点距離 85.0mm

水槽はラスボラ・アクセルロディの透き通る青のコントラストを楽しむために緑の濃い南米ウィローモスを使った水景です。RF85mm F2 MACRO IS STMは、小さい熱帯魚にも接近できるハーフマクロのレンズです。

ラスボラ・アクセルロディ ブルー 透明の体色が青に染まる美しい熱帯魚

ラスボラ・アクセルロディ
Tv(シャッター速度) 1/200
Av(絞り数値) 2.0
ISO感度 320
焦点距離 85.0mm

飼育から約1年、色が上がりとても美しい状態です。

ラスボラ・アクセルロディ
Tv(シャッター速度) 1/160
Av(絞り数値) 5.6
ISO感度 2500
焦点距離 85.0mm

暗い流木の影を背景に撮った一枚、アクセルロディの輝きが引き立って見えます。

暗い背景の撮影
Tv(シャッター速度) 1/160
Av(絞り数値) 5.6
ISO感度 2500
焦点距離 85.0mm

明るい背景の場合はアクセルロディの透き通ったボディがよくわかります。

明るい背景の撮影
Tv(シャッター速度) 1/160
Av(絞り数値) 5.6
ISO感度 400
焦点距離 85.0mm

もちろん単焦点レンズは、熱帯魚だけではなく、風景や花、ポートレートなど様々な場面で活躍できるレンズです。

香りが強いハゴロモジャスミン、背景は5月の新緑美しい緑を背景に撮った一枚です。

ハゴロモジャスミン
Tv(シャッター速度) 1/200
Av(絞り数値) 2.0
ISO感度 160
焦点距離 85.0mm

庭の角に咲いている名前の分からない花・・、かわいい花ですよね。

小さい花
Tv(シャッター速度) 1/400
Av(絞り数値) 2.0
ISO感度 100
焦点距離 85.0mm
キヤノン RF85mm F2 MACRO IS STM
カメラ機種名 Canon EOS RP
レンズ RF85mm F2 MACRO IS STM

美しく感じた熱帯魚や水草をカメラに納める楽しみ、本当に美しく撮影できた一枚はずっと見て楽しめる写真になります。