パックテスト 鉄(低濃度)　水草に必要な微量元素をチェック

2022年7月11日2024年3月2日

パックテスト 鉄（Fe2+＋Fe3+）は、水槽や肥料に含まれている低濃度の鉄分を測定することができます。

• １．特長
• ２．使い方
  • 有効期限
• ３．他の製品との違い
• ４．使用感
• ５．価格

１．特長

メーカーの説明では下記のように記載されています。パックテストはもっとも簡単な水質測定器です。この製品は、水道水をはじめ、いろいろな検水中のイオン状態の鉄（Fe2+＋Fe3+）を簡単な操作で測定することができます。

２．使い方

有効期限

パックテストの有効期限は1年から2年で製品によって違います。箱の裏に有効期限が記載されています。開封後はなるべく短期間で使用することをおすすめします。有効期限が切れたり、管理が悪く劣化してしまうとパックテストの反応が悪くなったり、無反応だったり正しく測定できなくなります。

３．他の製品との違い

パックテスト 鉄は、アクアリウム製品とくらべて簡単に測定できます。アクアリウム製より正確に測定できます。ただ価格はパックテストの方が高く、大量に測定する場合はアクアリウム製の方がコスパはよいです。アクアリウムメーカーから販売されいてる鉄を測定できる製品はこれまで3メーカーの製品を使いました。アクアリウム製品は鉄分が含まれている場合でも無反応な事あり、正しく測定できない経験があります。これは薬剤が酸化？してしまったようで、新品すべてのロットが無反応だったという報告を販売店から受けたことがあります。また購入から時間経過すると使えなくなってしまうこともありました。

４．使用感

今回紹介したパックテストは2価鉄と3価鉄を合わせた鉄の測定ですが、水草は2価鉄の吸収が良いとされています。メネデールなどが2価鉄になります。パックテストでも2価鉄だけを測定する製品もあります。またパックテストは鉄だけではなく他の水質項目も使い方は一緒なので、複数の水質項目を測定する際もとても効率よく測定できます。パックテストは低濃度を測定できるため水草水槽にも扱いやすい製品です。価格はやや高いですが利便性や精度を考えるとおすすめしたい製品です。鉄の値は水草水槽では0.05pm以下（検出されない）ことが多いです。私の経験では高くても0.05ppm～0.1ppmで十分だと感じます。0.5ppm以上になると生体にも水草にも有害とされています。

５．価格

リンク先の商品は他の水質項目の類似したパッケージも混ざっており間違いやすいので注意ください。50回分には「WAK-Fe(D)」の型式が記載されているものをお選びください。※残念なことに10回分入り、鉄(低濃度)型式: ZAK-Fe(D)が生産終了になってしまい現在５０回分のみになっています。

商品名	価格			備考
	楽天	アマゾン	Yahoo!ショッピング
50回分　パックテスト 鉄(低濃度) WAK-Fe(D)	4,752円～	4,856円	4,224円～	0.05、0.1、0.3、0.5、1、2 mg/L