パックテスト 亜硝酸 水槽の立ち上げ時のバクテリアをチェック

2023年1月25日

パックテスト 亜硝酸(NO2–)を測定することでバクテリアの発生を確認できます。魚の糞などから出るアンモニアがバクテリアに分解され※亜硝酸が発生します。この微量の亜硝酸をパックテスト 亜硝酸(NO2–)により検出することができます。※水草水槽ではソイルから発生するアンモニアにより、水槽を立ち上げてから1~2週間で亜硝酸が発生しやすく、10日すぎるとバクテリアによって分解され検出されなくなることが多いです。(硝化サイクルの確認)

1.特長

メーカーの説明では下記のように記載されています。パックテストはもっとも簡単な水質測定器です。この製品は、工場排水をはじめ、いろいろな検水中のイオン状態の亜硝酸(NO2–)を簡単な操作で測定することができます。付属の標準色には、亜硝酸イオン、亜硝酸態窒素が別々に印刷されています。測定する目的にあわせて、使い分けることができます。

パックテスト 亜硝酸(NO2–)

2.使い方

パックテスト 亜硝酸(NO2–)の使い方・測り方

パックテスト 亜硝酸(NO2–)

測定値を亜硝酸イオン(NO2–)で表示するときは標準色のた左面、亜硝酸態窒素(NO2–_N)で表示するときは、標準色の右面を使用してください。私は左面の亜硝酸イオン(NO2–)を記録することが多いです。

パックテスト 亜硝酸(NO2–)
有効期限

パックテストの有効期限は1年から2年で製品によって違います。箱の裏に有効期限が記載されています。開封後はなるべく短期間で使用することをおすすめします。有効期限が切れたり、管理が悪く劣化してしまうとパックテストの反応が悪くなったり、無反応だったり正しく測定できなくなります。

3.他の製品との違い

パックテスト 亜硝酸(NO2–)とアクアリウム製品の試薬液や試験紙の違いは、0.1ppm以下の微量の亜硝酸イオンを測定できることです。水草水槽の立ち上げ時に検出される亜硝酸イオンは0.1ppm以下のことが多いです。またパックテストはアクアリウム製品と比較すると簡単かつ正確に測定できます。価格はやや高いですが利便性や精度を考えるとおすすめしたい製品です。またアクアリウムメーカーのADAやバイコムの測定キットは共立理化学研究所のパックテストを採用しています。

4.使用感

これまでのアクアリウムで確認が難しかったバクテリアの活動がパックテストにより確認できます。パックテスト全般に言えることですが、簡単かつ低濃度の測定できるということで非常に使い勝手がよくアクアリウムの記録を取る際にとても助かっています。パックテストを使って観察した各底床ソイルの特徴まとめた記事がありますので水草育成に大切なソイルの寿命や劣化についても合わせてご覧ください。

使用感 パックテスト 亜硝酸(NO2–)

水槽の立ち上げ時にはパックテストを使って測定できるバイコム スターターテストキットがおすすめです。この製品は水槽立ち上げ時のアンモニア、亜硝酸、硝酸塩の測定できるパックテストが入っています。

バイコム スターターテストキット

バイコム スターターテストキット

5.価格

リンク先の商品は他の水質項目の類似したパッケージも混ざっており間違いやすいので注意ください。10回分には「ZAK-NO2」、50回分には「WAK-NO2」の型式が記載されているものをお選びください。また水質項目のアンモニア、亜硝酸塩、硝酸がセットにアクアリウム用に販売されているバイコム スターターテストキットの使用感の記事も合わせてご覧ください。

商品名 価格 備考
楽天 アマゾン Yahoo!ショッピング
10回分 パックテスト 亜硝酸 ZAK-NO2 1,700円 アマゾンで探す 1,600円 【亜硝酸イオン】 0.02、0.05、0.1、0.2、0.5、1 mg/L
【亜硝酸態窒素】 0.005、0.01、0.02.、0.05、0.1、0.2、0.5 mg/L
50回分 パックテスト 亜硝酸 WAK-NO2 4,761円 アマゾンで探す 4,230円
heart_plus使って良かったアクアリウム器具記事6選

CO2器具の選び方、水槽、照明、ソイル、流木、石など水草水槽やレイアウト水槽で使って良かった記事6選