パックテスト りん酸 コケの原因のひとつをチェック
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パックテスト りん酸(PO43-)を使うことでコケの栄養源のひとつリン酸を測定することができます。リン酸の値を確認して水換えの量や頻度の目安が把握できます。
1.特長
メーカーの説明では下記のように記載されています。
この製品は、工場排水をはじめ、いろいろな検水中のりん酸イオン(PO43-)を簡単な操作で測定することができます。付属の標準色には、りん酸イオン、りん酸態りんが別々に印刷されています。測定する目的にあわせて、使い分けることができます。
2.使い方
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測定値をりん酸(PO43-)で表示するときは標準色のた左面、りん酸態りん(PO43-_P)で表示するときは、標準色の右面を使用してください。私は左面のりん酸(PO43-)を記録することが多いです。
有効期限
パックテストの有効期限は1年から2年で製品によって違います。箱の裏に有効期限が記載されています。開封後はなるべく短期間で使用することをおすすめします。有効期限が切れたり、管理が悪く劣化してしまうとパックテストの反応が悪くなったり、無反応だったり正しく測定できなくなります。
3.他の製品との違い
パックテストはアクアリウム製品と比較すると簡単かつ正確に測定できます。アクアリウム製の試薬タイプのリン酸の測定製品は、私がこれまで使った3社から出ている製品はどれも、水道水の※妨害イオンの影響を受け正しく測定できませんでした。パックテスト りん酸(PO43-)は水道水の妨害イオンの影響を受けず、簡単に水草水槽のコケの影響する低濃度のリン酸を検出することができます。

※アクアリウム使用されているリン酸測定はモリブデンブルー法(モリブデン青法)やアスコルビン酸法の青く反応する方法により妨害イオンの影響を受けます。この妨害イオンは水道水に含まれるケイ酸などに反応しリン酸が存在しない場合でも、0.1ppm以上の値になり間違った測定結果になることがあります。
4.使用感
パックテストはリン酸だけではなく他の水質項目も使い方は一緒なので、複数の水質項目を測定する際も効率よく測定できます。パックテストは低濃度を測定できるため水草水槽にも扱いやすい製品です。価格はやや高いですが利便性や精度を考えるとおすすめしたい製品です。リン酸の値はCO2を添加している光量の強い水草水槽であれば0.1ppm以下に抑えたいです。またアクアリウムメーカーのADAやバイコムの測定キットは共立理化学研究所のパックテストを採用しています。
5.価格
水草水槽やアクアリウムでは低濃度のリン酸が測定できるりん酸(低濃度) WAK-PO4(D)のパックテストが扱いやすいです。※残念なことに10回分入り、パックテスト りん酸(低濃度)型式: ZAK-PO4(D)が生産終了になってしまい現在50回分のみになっています。50回分は多く購入を悩んでしまう方には2回分、10回分の5項目(COD・アンモニウム・亜硝酸・硝酸・りん酸)のセットで売られている製品があります。詳しくはパックテストによるアクアソイルアマゾニアの水質チェックをご覧ください。
商品名 | 価格 | 備考 | ||
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楽天 | アマゾン | Yahoo!ショッピング | ||
パックテスト りん酸(低濃度) WAK-PO4(D) | 4,750円~ | 4,853円 |
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【りん酸イオン】0.05、0.1、0.2、0.5、1、2 mg/L 【りん酸態りん】0.02、0.05、0.1、0.2、0.5、1 mg/L |
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