ホソホウオウゴケ　鳳凰の羽のような苔の仲間

2022年7月29日2023年3月23日

• １．特徴
• ２．育て方
  • 巻き方・活着方法
  • トリミング・増やし方
  • 枯れる・溶ける
• ３．成長記録
• ４．価格・選び方

１．特徴

ホソホウオウゴケは鳳凰の羽根のような形状が美しい苔の仲間です。ホウオウゴケ（ウォーターフェザー）を葉全体の形がやや細くなったタイプです。写真は水上葉で水中葉はより細い繊細な雰囲気になります。水槽サイズは小型水槽から大型水槽までに適しています。レイアウトは前景から中景のワンポイントの茂みに扱いやすいです。テラリウムでも使われている水草です。水草水槽ではホソホウオウゴケを流木などに活着させてコケの生えた自然な演出が楽しめます。流通はあまり多くなく、水草を多く扱っている専門店または、ネットショップで入手しやすいです。

２．育て方

ホソホウオウゴケの育成は弱酸性から中性のソイルを使った水質を好みます。光量、CO2量が十分ある水槽で育成したい水草です。ソホウオウゴケは渓流域の流れのある水質のきれいな涼しい環境に自生しています。育成のポイントは次の３つになります。

• 水温は２３度前後の低温
• ６０cm水槽で3000lm相当の強い光量
• 新鮮な水を好むため、栄養分が溜まりやすい水槽では水替頻度を増やす

巻き方・活着方法

ホソホウオウゴケの活着方法は、糸で流木や石に巻き付ける方法です。活着力は弱いので巻き付けたり接着させたりする必要があります。写真は石と接着剤を使って活着させています。

トリミング・増やし方

ホソホウオウゴケのトリミングは成長は比較的緩やかにボリュームを付けていきます。トリミングは増えすぎた部分や伸びすぎた部分を刈り込んでいくようにカットしていきます。増やし方は、カットした部分を流木などに巻きなおすことで増やすことができます。

枯れる・溶ける

ホソホウオウゴケは、育成環境が合わなかったり、汚れが蓄積した環境では枯れたりうまく育たないことがあります。ホソホウオウゴケが茶色く枯れる場合は、ホソホウオウゴケが光合成して成長できない場合におこります。特に光量が弱かったり、水替えの少ない水槽で起こりやすい症状です。ホソホウオウゴケの調子が悪い場合は、CO2量を増やす（添加していない場合は、水替え頻度を増やす）、光量を増やすと回復が期待できます。またコケは出づらい環境に気をつけ、対策としてヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどを入れると良いです。

３．成長記録

ホソホウオウゴケの育成環境は、底床はJUNのプラチナソイル パウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。ホソホウオウゴケのために液肥を与えることはしていません。照明はアクロのトライアングル　グロウを使用しています。

４．価格・選び方

ホソホウオウゴケは３０～４５ｃｍ水槽であれば１パック、６０ｃｍ水槽は１～２パック、９０ｃｍ水槽は２～３パックが目安になります。

１パック

ライフマルチ

商品名	価格			購入目安	備考
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ホソホウオウゴケ（水上葉）（無農薬）（１パック）	770円		760円	★	チャーム
ホソホウオウゴケ（水上葉）（無農薬）（３パック）	2,230円		2,190円		チャーム
ライフマルチ（茶）ホソホウオウゴケ（水上葉）（無農薬）（１個）	760円		750円	●	チャーム

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