ニムファ　ミクランサ模様と発色が美しい水草

2022年6月18日2023年3月2日

１．特徴

ニムファ　ミクランサは独特な斑点模様の葉をした睡蓮の仲間です。葉の色は黄緑と茶、赤紫色の模様がとても美しいです。始めてみたときの印象はベルツノガエルの体色模様を連想しました。とても綺麗で人気のある水草です。葉の大きさは葉の長さ4cm～18cm、葉幅1.5cm～13cmの卵型をしています。レイアウトでは、前景から中景のワンポイントとして扱いやすいです。水槽サイズは30cｍキューブ水槽以上の小型水槽から大型水槽に適した水草です。流通は水草を多く取り扱っているネットショップや水草専門店で入手しやすい水草です。

別名	トリカラーニムファ、ニムファレッドフレア
学名	Nymphaea micrantha、Nymphaea sp.
難易度	C
照明	普通
CO2	普通
PH	6.5-7.3
KH	0.5-2.5
成長速度	やや遅い～やや早い
大きさ・高さ	中型～大型
おすすめ度	★★★☆☆

２．育て方

ニムファ　ミクランサは水質は弱酸性から中性を好みます。葉の裏に気泡が確認できる程度のCO2添加をすることによって美しい茂みが作れます。底床はソイルが育てやすいです。

植え方

球根はあまり深く植えないで、球根が少し顔を出す程度の深さに植えます。根っ子がある場合は、ピンセットで根っ子を掴み底床に埋めると浮かんで来ないです。

トリミング・増やし方

ニムファ　ミクランサは溶けたり枯れたりした葉はハサミでこまめにカットします。葉が密生しすぎても溶けてしまう事があるので、密生過ぎた場合も間引くようにしてカットします。増やし方はある程度葉が増えたら球根から株を切り離して、根の付いた株を底床に植え直すことによって、葉の付いた根っ子から球根がまた再生します。さらに葉のない球根は新しい葉が展開して増えていきます。

枯れる・溶ける

ニムファ　ミクランサは難しい水草ではありませんが、環境によってはやや水質変化や環境変化に弱い面を見せます。葉が徐々に小型化したり、葉の色が白化、黄色く枯れたり、溶けたりする場合は、長期にわたり光合成に必要なCO2や光量が不足したことが原因で起こります。砂利や石を使った水槽やソイルが劣化した水槽の場合、水質のKH（炭酸塩硬度）が高くなり、CO2の溶解度が減り水草の育ちが鈍くなることが多いです。

３．成長記録

ニムファ　ミクランサの育成環境は、底床はJUNのプラチナソイルパウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。栄養分は２～３ヶ月に一度様子を見ながら底床にテトライニシャルスティックを追肥していきます。照明はアクロのトライアングル　グロウなど光量が強いLEDライトがおすすめです。

４．ニムファ　ミクランサの写真

５．価格・選び方

ニムファミクランサは水槽の大きさにかかわらず１株（球）をじっくり育てて増やしたい水草です。できれば球根付きをおすすめしたいです。チャームで購入したニムファミクランサも小さい球根が付いていました。美しく長期維持しています。

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ニムファ　ミクランサ

商品名	価格			購入目安	備考
商品名	楽天	アマゾン	Yahoo!ショッピング	購入目安	備考
ニムファ　ミクランサ	1,200円		1,180円	★	チャーム

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