買って良かった水草水槽10器具

美しい水草水槽におすすめの10器具を厳選して紹介します。ここで紹介するアクアリウム製品は、水草水槽に興味のある方や既に水草水槽をやられている方向けの内容です。私が実際に使って本当に良かったと思える製品や長年愛用している定番の商品を紹介します。紹介した各器具には「使用感をレビューした記事」のリンクから詳しく解説しています。レビュー記事では通販ショップの楽天、アマゾン、ヤフーショップ、ペット通販大手のチャームのリンク先から価格が確認できるようになっていますので価格比較にお役立てください。
1.水槽
初心者だった頃は気にしていなかった水槽選びも綺麗な水槽を作りたいという思いから「美しい水槽」で水草や熱帯魚を楽しみたいという気持ちになります。見て楽しむアクアリウムだからこそ基本の水槽選びにもこだわりたいです。
水槽の選ぶポイント
透明度の高いオールガラスの水槽は、透き通る水と生き生きした水草をより美しく感じさせ、インテリア性も高く部屋に最高の空間を作ります。水草水槽で品質の高い水槽といえばADAのキューブガーデンが有名です。私がはじめて購入した水槽もキューブガーデンのクリアでした。現在ではADAのキューブガーデンのクリアはキューブガーデンに統一され価格も安く当時の半額以下でクリアなキューブガーデンが購入できるようです。しかしそれでも通常のアクアリウム水槽より価格は倍以上します。ADAのキューブガーデンはネットでは現時点では入手できずADA製品を取り扱っている特約店のみでの購入になります。
- オールガラス
- 透明度の高いガラスを使っている
- フチ部分のシリコン処理が目立たない
そんなADAのキューブガーデンと同等の透明度を誇る水槽がスーパークリア アクロです。スーパークリア アクロはガラスの接続部分のシリコン部分も目立たなく透明度の高い水槽です。詳しいアクロのスーパークリアの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
私が使用している30cmキューブ水槽、45cm水槽、60cm水槽の3本の水槽はスーパークリア アクロです。
さらに水槽にこだわると・・・フィルターの排水口や給水口、CO2拡散器などにもこだわりたくなってきます。
インテリア性を高めるアクアリウムの器具選びは、水槽内の器具を目立たせないガラス器具で統一する楽しみ方もあります。詳しいガラス製の器具の使用感や価格はこちらから確認頂けます。
2.照明・LED
照明はLEDライトが主流となり、これまでの蛍光灯やメタハラ製品はほとんど見なくなりました。以前はLED照明といえば光量が弱く水草水槽にはまだ適さないというイメージがありましたが、2016年からADA社からソーラーRGBという光量の高い水草水槽用の本格的な製品が販売されました。この頃から各社LED照明に力を入れ水草水槽でもLED時代がやってきます。LEDは蛍光灯やメタハラと比べて寿命も4倍近い長さです。さらに電気代も蛍光灯と比べて3分の1なので経済的な照明です。
照明の選ぶポイント
- LEDの色味(Kケルビン・LEDの色の種類)
- 明るさ(lmルーメン 数値が高いほど光量が強い)
- 設置方法(水槽設置・吊り下げ)
ソーラーRGB(定価7万)のような光量の強い水草水槽用の照明は一般のアクアリウム用の照明と比べて、値段が何倍もしてなかなか手が出せませんでした。しかし2016年にネット通販のチャームが、水草水槽用の光量が強いクオリティの高いアルミ製のLED照明が販売されSNSやYouTubeなどの口コミによって人気がでます。
アクロトライアングルは水草用に開発された強い光量を実現した吊り下げと水槽設置の両方の機能を備えたLED照明です。コスパと高い性能を両立させた人気の製品です。
私はアクロトライアングルは、30cm水槽、45cm水槽、60cm水槽(3本)、90cm水槽、計6台使用しています。詳しいアクロトライアングルの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
3.フィルター・ろ材
フィルターの種類は水草育成や水槽レイアウトに適しているのが外部フィルターです。外部フィルターのメリットは、水槽外に濾過槽があるため水槽内をすっきりさせることができレイアウト水槽には適しています。また他の種類のフィルターに比べて、外部フィルターは水草育成に重要なCO2(二酸化炭素)を逃しづらい特徴があり水草と相性が良いとされています。外部フィルターは初心者から上級者まで幅広いユーザーに使われています。
フィルターの選ぶポイント
- 濾過能力は濾過面積と水流が大きいものが能力が高い
- メンテナンスのしやすさ・掃除の頻度
- 静音性、モーター音、耐久性
外部フィルターは各社多くの製品が販売されていますが、その中でも外部フィルターの元祖とも言えるエーハイム社(ドイツ)が販売しているクラシックフィルターが定番です。クラシックフィルターのメリットは、耐久性や安定性があり信頼性の高いフィルターです。デメリットは水槽セッティング時の呼び水にややコツが必要です。呼び水の方法は外部フィルターの呼び水を簡単にできる方法の記事・動画で解説しています。
私は25年以上エーハイム製を使い続けている理由はフィルターの構造が非常にシンプルでトラブルが少なく長年使い続けられるからです。余計な機能が付いていなく故障があった場合も部品・パーツは交換が可能でメンテナンス性が高いです。私は小型水槽から中型水槽の5台すべてがエーハイム製の外部フィルターです。エーハイム クラシックフィルターは小型水槽から大型水槽に対応した各機種が販売されています。詳しいエーハイム クラシックフィルターの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
本体にろ材が付属された製品を選ぶと良いです。ろ材は比較的劣化しづらく長期期間使え、さらに安定した水草水槽であれば年に1~2回のフィルターの掃除で管理できます。
4.水槽台
水槽台は耐久性やインテリア性などアクアリウムを楽しむ上でとても重要です。部屋にマッチする小型水槽から中型水槽におすすめの2種類の水槽台を紹介します。どちらも水槽専用に販売されている台です。
水槽台の選ぶポイント
- 耐久性
- 寸法(高さ、奥行き)
- デザイン
木目が美しい品質の高い水槽台(日本製)
水槽台選びは難しくお洒落で使ってみたい!って思えるような水槽台がなかなか見つかりません。その中でも目に留まって実際に使ってよかった2種類の水槽台を紹介します。
ステージア ウッドは予め組み立てられたしっかりした日本製の水槽台です。海外製の安い水槽台と比較すると作りがしっかりしている印象があります。デメリットは価格がやや高いです。価格の面を含めても私は次回の水槽台もこの製品を購入したいと思えるおすすめできる水槽台です。詳しいステージア ウッドの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
お洒落な白の基調で部屋にマッチしやすい水槽台(海外製中国)
エクセルキャビネットはお洒落な白が基調で一目惚れして購入した水槽台です。しかも価格もとても安価でコスパの高い水槽台です。デメリットは組み立て式でやや手間がかかるところです。組み立てや詳しいエクセルキャビネットの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
5.底床
ソイルを選ぶポイントは2つ、1つめは立ち上がりの速さ、2つめはソイルの粒の大きさです。立ち上がりの速さは、ソイルに含まれる栄養分やアンモニアの発生量によって違いがあり、アンモニア量が多いソイルは立ち上げ時の水換え回数が多くなりやすいです。ソイルの粒の大きさは水槽サイズや使う場所などレイアウトに合わせて使い分けます。粒のサイズは60cm以上の水槽はノーマル、60cm以下の水槽はノーマルまたはパウダーが良いです。中型水槽や大型水槽でも前景部分はパウダーやスーパーパウダーを使うこともあります。
プラチナソイルは立ち上がりも早く初期の水換えも多く必要とせず、粒のサイズの種類も豊富で比較的安く、初心者から上級者まで扱いやすい定番の底床ソイルです。詳しいプラチナソイルの使用感や価格はこちらから確認頂けます。各社ソイルの違いはソイルの寿命や劣化についての記事も合わせてご覧ください。
6.ヒーター
ヒーターは各メーカーから多くの製品が販売されています。現時点では特別性能が優れた製品はありませんが、やはり故障やトラブルが少ない製品がおすすめです。価格は安価な製品と比べると安くはありませんが、これまで私が長年使ってトラブルの少なかったヒーターです。
おすすめニッソーのヒーター
ニッソーは古くからあるアクアリウム製品を取り扱っているメーカーです。私は25年以上ニッソーのヒーターを愛用しています。特におすすめな水槽としては中型水槽以上には、分離型タイプのヒーターがおすすめです。
サーモスタットとヒーターが分離したタイプは冬場の水槽内の水温を保ちやすく、消耗品部分のヒーターの交換が可能です。詳しいニッソー プロテクトプラスの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
7.CO2機器
CO2(二酸化炭素)を添加することで水草の成長を促進でき、CO2機器は美しい水景づくりには欠かせい器具のひとつです。2022年現在では、私がこのCO2機器が絶対おすすめです!っていえる製品は残念ながらまだ見つかっていません。
もちろんコスパの良い使いやすい中級者や上級者におすすめの製品やこれから始める初心者におすすめしたい製品はあります。ニーズに合わせたCO2機器はCO2器具の選び方 予算に合わせた最適な方法が見つかる!の記事をご覧ください。
8.レイアウト素材(流木・石)
流木や石を使うことで自然感ある魅力的な水槽ができます。
流木
流木は形状などが良い物が揃っているADAから販売されている流木がおすすめです。ネットでも似た種類の流木が販売されています。流木のデメリットは水草や生体には大きな影響はありませんがアクや水カビが発生する場合があります。詳しい流木の選び方や価格はこちらから確認頂けます。
石
石は風山石や気孔石が入手しやすく、水草水槽に扱いやすい石です。石のデメリットは水草に適さない硬度を上げる性質があり、水草の多くは石を入れることで成長に影響がでやすくなります。水草をしっかり育てたい場合は流木を使ったレイアウトをおすすめします。
風山石
詳しい風山石の使用感や価格はこちらから確認頂けます。
気孔石
詳しい気孔石の使用感や価格はこちらから確認頂けます。
9.水質測定
水槽の水質を測ることで水槽の状態がわかり、水草が育たなくなった場合などのトラブルの解決に役立てられます。測定できる項目は沢山ありますが、水草の育てやすい水質を知るには、KH(炭酸塩硬度)やPH(ペーハーまたはピーエイチ)を測定することでわかります。
KH(炭酸塩硬度)
KH値をチェックすることで水草の育てやすい水質をチェックできます。まずはお住まいの水道水のKHを測定することをおすすめします。詳しいテトラテストKHの測定方法や価格はこちらから確認頂けます。
- 0~1°dh:水草がとても育てやすい理想の水質です。
- 1~2°dh:軟水を好む水草は成長不良を見せることはありますが、多くの水草が育成しやすい水質です。
- 2~3°dh:一般的な水道水の水質です。軟水を好む水草が成長不良を起こしやすい水質です。
- 3°dh以上:CO2添加がなくても育つような丈夫な水草なら育成できますが、多くの水草は成長不良起こしやすいです。
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PH(ピーエイチ・ペーハー)
酸性度をチェックすることで水の汚れ具合や水草育成に適した水質をチェックできます。またKHとPHから水草にとって必要なCO2量を計算することができます。詳しいテトラテスト ペーハートロピカルの使用感や価格はこちらから確認頂けます。
- 弱酸性から中性:6.0~7.0 水草が好む水質

10.水質管理
RO浄水器を使うことによって、水草を長期に安定して育てる水質を管理できます。ソイルを使って水草育成したことのある方なら経験あると思いますが、水槽を立ち上げてから数ヶ月すると水草は成長不良を起こすことが多いです。これはソイルの硬度を下げる効果がなくなり、水草が育ちづらい水質になることが原因です。RO浄水器を使うことによって、常に一定の軟水に維持できることで、長期にわたって安定して水草を育成することが可能になります。
RO浄水器のデメリットは水道水を精製するのに時間がかかることです。詳しいエキスパート マリンZの使用感や価格はこちらから確認頂けます。RO浄水器は特に硬度の高い地域や軟水の水草を美しく育てたい方にはおすすめしたい製品です。
11.水槽の立ち上げ方 動画
今回紹介した多くの製品を使って立ち上げた30cmキューブで立ち上げた水草水槽の動画です。水草動画のチャンネル登録、通知ボタンを有効にして頂くことで最新の水草動画をご覧頂けます。是非登録よろしくお願いします!水草動画のチャンネル登録はこちらから
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