レッド・プリステラ 水草の緑にマッチする赤系の熱帯魚

2023年4月17日

レッド・プリステラ

1.特徴

レッド・プリステラは、透明感あるオレンジの体色が美しい熱帯魚です。体長は4㎝程度で、性格は同種のオス同士の小競り合いはありますが、温和で小型熱帯魚との混泳も可能です。レッド・プリステラのオスは濃いオレンジ色に染まり、オス同士のヒレを大きく広げたフィンスプレッディングの姿は見ごたえがあります。水槽サイズは、小型水槽から大型水槽まで、水草の茂ったネイチャーアクアリウムなどの水草水槽のレイアウトにマッチしています。レッド・プリステラの流通はあまり多くないように思えます。価格はワイルドの個体でも差ほど高くありませんが、レッドファントムルブラ(ワイルド)より高い価格で販売されていることが多いようです。

レッド・プリステラ
レッド・プリステラ

レッドファントムとの違い

左側の写真がレッドプリステラ、右側の写真がレッドファントムルブラです。2種類ともワイルドです。レッドファントムルブラはソイルの水槽で飼育しているので赤みが出やすい環境です。このようにワイルド同士で比較しても違いがわかりません。購入の際レッドプリステラのほうが一回り小さいと紹介されていましたが、飼育した感じはサイズの大きさの違いは今のところは感じられません。

別名
学名 phessobrycon sp.
分布 コロンビア
体長 4㎝
分類 カラシン
フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌
価格 150円~
水質 弱酸性~中性
水温 22~27℃
おすすめ度 ★★★★★

2.飼育方法

レッドプリステラは、比較的丈夫で、初心者の方も飼育しやすい熱帯魚です。水質にもうるさくないですが、弱酸性~中性の水質を好みます。底床はソイルの方が色の揚りがよいでしょう。購入時や季節の変わり目などに白点病にかかる場合があります。しかし一度落ち着けば、比較的水質変化にも適応力があり丈夫で飼育しやすく長生きしてくれる魚です。寿命は個体差にもよりますが、4~6年程度の寿命になります。

餌の与え方

餌は基本的になんでもよく食べます。餌はカラシン用のフレークや顆粒タイプの餌を与えるとよいでしょう。餌の与え方は1日1回、2~3分程度で食べきる量を与えています。

4.レッドプリステラの写真

レッド・プリステラのフィンスプレッディング
レッド・プリステラのフィンスプレッディング
レッド・プリステラのフィンスプレッディング
レッド・プリステラのフィンスプレッディング
レッド・プリステラのフィンスプレッディング
レッド・プリステラのフィンスプレッディング
水草水槽を泳ぐレッド・プリステラ
水草水槽を泳ぐレッド・プリステラ
レッド・プリステラの飼育から1年109日目
レッド・プリステラの飼育から1年109日目

4.価格・選び方

レッド・プリステラの購入時に意識していること、気をつけていることを紹介します。

購入のポイント

レッド・プリステラの購入数は30~45cm水槽であれば5匹、60cm水槽は5~10匹、90cm水槽は10~20匹の数が目安になります。水槽に入れるタイミングは水槽立ち上げから1~3週間後、水槽内の透明度が上がってから購入したいです。

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