柔らかい黄緑の葉が美しいイエローバコパ

2020年11月27日2024年7月4日

• １．特徴
• ２．育て方
  • 植え方
  • トリミング・増やし方
  • 枯れる・溶ける
• ３．成長記録
• ４．イエローバコパの写真
• ５．価格・選び方

１．特徴

イエローバコパは丸い柔らかい黄緑の葉が美しい有茎草です。水上葉は厚みがあり、柔らかい葉というイメージにほど遠く、葉の大きさは幅約3cm、長さ約4cmもあります。しかし水槽に入れ、水中葉に移行すると、そのイメージがガラッとかわり、柔らかい水草らしい丸い美しい葉を楽しめます。水中葉の大きさは幅約2cm、長さ約3cmと、水上葉と比べて一回り小型化します。レイアウトでは、後景に植栽しやすい水草です。水槽サイズは中型から大型水槽に扱いやすい水草です。流通はネットショップでは多く、比較的入手しやすい水草です。

２．育て方

イエローバコパは、育成は難しくありませんがソイルを使った軟水の育成が適しています。光量、CO2量を十分与えた環境であれば、柔らかい美しい茂みが作れます。成長スピードは、水上葉から水中葉の移行は早いですが、1～2回のトリミング後は、成長スピードは緩やかになる傾向があります。

植え方

植え方は、購入時のポットや鉛などから取り出して軽く洗います。水上葉で背丈が短い場合は、そのまま一本ずつ植えていきます。水上葉は浮かんできやすいので、ピンセットで底床に２～３枚の葉が埋まる約2～3cm程度の深さにまで植えると、浮かんできづらくなります。購入時に背丈が高い場合は、5～8cmほどの高さを切り揃えて、植えていくとよいでしょう。

トリミング・増やし方

イエローバコパは成長環境が合うと、水上葉から水中葉の移行は早く、環境によっては植栽から1週間でトリミングが必要な場合があります。トリミングは、底床から5cm～8cm程度の高さになるように低めにカットします。カットした水草を底床に差し戻してあげることによって増やすことができます。

枯れる・溶ける

イエローバコパは光量、CO2をやや求めてくる水草なため、光量、CO2の吸収が悪くなりやすい石を使った水槽やソイルが劣化してきた水槽、CO2添加が少ない水槽では、葉が黄色化したり、白化したり成長が遅くなる場合があります。植栽直後に葉が抜け落ちたり、黄色や白化して枯れるようであれば、外部からののストレスや極端な水質変化による影響が考えられます。植栽から２～3週間で、葉が小型化したり、成長しない場合は、光合成に必要なCO2量が不足している可能性があります。改善には、十分な光量とCO2添加によって、葉に光合成の気泡が見られる状態であれば、美しい状態に回復できます。また水上葉は下の葉から枯れたり、溶けたりしてくるので、トリミングや掃除の際に、枯れた部分を除去します。

３．成長記録

肥料は水草やコケの発生状況を確認して、３～４か月に少量を底床にテトラ イニシャルスティックやグランパワー GPを合わせて追肥するとよいでしょう。

４．イエローバコパの写真

５．価格・選び方

イエローバコパは３０～４５ｃｍ水槽であれば５本、６０ｃｍ水槽は５～１０本、９０ｃｍ水槽は１０～２０本が目安になります。

水上葉　無農薬

ライフマルチ

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