レッドカボンバ 赤く染まる金魚藻

2020年3月4日2023年3月30日

• １．特徴
  • レッドカボンバとカボンバの比較
• ２．育て方
  • 植え方
  • トリミング・増やし方
  • 枯れる・溶ける
• ３．成長記録
• ４．レッドカボンバの写真
• ５．価格・選び方

１．特徴

レッドカボンバは、カボンバをそのまま茶色系からオレンジに色にした水草です。調子よく赤く染まったレッドカボンバは非常に美しいです。葉は細い葉が円状になり、円状の直径は3cm～5cm程度の大きさになります。レイアウトでは、中景から後景に植栽することが多い水草です。水槽のサイズは中型から大型水槽に適した水草です。カボンバ同様にレッドカボンバも流通は多く、入手しやすい水草です。

レッドカボンバとカボンバの比較

レッドカボンバとカボンバは、葉の形は非常によく似ていますが、レッドカボンバは茶から赤色になりますが、カボンバは赤味帯びず緑色をしています。カボンバについてはこちらのカボンバの記事をご覧ください。

２．育て方

レッドカボンバの育成は、カボンバ同様に難しく、CO2、光量を求めてくる水草です。金魚藻として売られていますが、金魚水槽にいれると、あっというまに金魚の餌になってしまうことがあります。底床は、ソイル、砂利どちらも育成は可能です。肥料は生体がいるメダカ水槽などでは追肥は特に必要ありません。またソイルの場合は、立ち上げから1～2ヵ月は必要ありませんが、生体が少ない水草水槽で、CO2、光量を十分確保している水槽では、定期的な肥料添加は必要になります。

植え方

購入したレッドカボンバに鉛が付いている場合は、取り外して枯れた部分はハサミでカットして取り除き、軽く水で洗い流してから水槽に植栽していきます。水草の丈が長すぎる場合は、切りそろえるとよいでしょう。レッドカボンバは、浮かんできやすい水草なので、底床は厚めに敷くと植えやすいです。レッドカボンバを植えるコツは、ピンセットで底床に4～5cm程度の深さまで植えます。レッドカボンバを植える際に、あまり強く植え込むと折れてしまうので注意ください。もし折れた場合は、折れた部分を取り除き、再度植えなおします。

トリミング・増やし方

レッドカボンバは、環境によっては1～2週間でトリミングのタイミングがきます。レッドカボンバは、植栽直後は成長が速く光量が十分ある環境では、1～2週間で水面まで達してしまうことがあります。トリミングは長く伸びた上部の部分をカットしてます。トリミングは、成長が早いので短めにカットしたいところですが、トリミング後は成長が緩やかになる傾向が強く、10cm～15cm以上、ある程度高さを維持してカットするとよいです。レッドカボンバの増やし方は、トリミングでカットした上部の草を差し戻してあげることで増やすことができます。またレッドカボンバは脇芽から次々と新しい葉を展開して増えていきます。

枯れる・溶ける

レッドカボンバは、カボンバ同様に溶けやすい水草です。茶色く溶けたり、白くなったりする原因としては、光量不足、CO2不足があげられます。また熱帯魚が多い水槽など、水替えの少ないコケの発生しやすい水槽では、汚れの蓄積より極端にPHが低くいことが原因でレッドカボンバが溶け出すことがあります。水草水槽で、CO2、光量、栄養分がきちんと確保された水槽でも、レッドカボンバの長期維持は、小型化しやすく本来の美しい状態を維持するのは難しいです。

３．成長記録

レッドカボンバの育成環境は、照明はアクロのトライアングル　グロウ、底床はJUNのプラチナソイル パウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は立ち上げ時のソイル栄養分だけで育成しています。今後、様子を見ながら底床にテトラ イニシャルスティックとグランパワー GPを合わせて追肥していきます。

４．レッドカボンバの写真

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５．価格・選び方

レッドカボンバは３０～４５ｃｍ水槽であれば３～５本、６０ｃｍ水槽は５～１０本、９０ｃｍ水槽は１０～２０本が目安になります。

メダカ・金魚藻　レッドカボンバ

ライフマルチ

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