ハイグロフィラsp.ラトナギリ　活着できる渋みのある有茎草

2022年6月30日2023年3月31日

• １．特徴
  • ハイグロフィラ ピンナティフィダとの違い
• ２．育て方
  • 植え方
  • トリミング・増やし方
  • 枯れる・溶ける
• ３．成長記録
• ４．ハイグロフィラsp.ラトナギリの写真
• ５．価格・選び方

１．特徴

ハイグロフィラsp.ラトナギリは渋みのある色合いの葉が魅力の有茎草です。葉の色は茶緑、黄緑、赤茶など環境によって色が変わります。大きさは葉の長さ5cm～10cm、葉幅1cm～2cmです。レイアウトでは流木や石に活着させたり幅広い使い方ができ中景から後景に適しています。水槽サイズは30cmキューブ水槽以上の小型水槽から大型水槽まで扱いやすい水草です。流通は水草を多く取り扱っているネットショップで入手しやすい水草です。

ハイグロフィラ ピンナティフィダとの違い

ハイグロフィラsp.ラトナギリによく似たハイグロフィラ ピンナティフィダとの違いは、葉のギザギザの切れ込みがハイグロフィラ ピンナティフィダと比較して浅く、群生させたときにハイグロフィラsp.ラトナギリの方が柔らかい印象、優しい雰囲気の茂みになります。育成は大きな違いは感じられませんが、ややハイグロフィラsp.ラトナギリの方が軟水を好む印象があります。

２．育て方

ハイグロフィラsp.ラトナギリの育成はソイル、砂利どちらの環境でも育成は可能です。水質は弱酸性から中性を好みます。葉の裏に気泡が確認できる程度のCO2添加をすることによって美しい茂みが作れます。

植え方

植え方は底床に、1cm～2cmの間隔で一本ずつ植栽していきます。またCO2や光量のある水草育成の整った環境であれば流木や石に巻き付け活着させやすいです。

トリミング・増やし方

ハイグロフィラsp.ラトナギリは、茎が横にランナーのように伸びて増えていきます。石の上や流木でも底床がなくても増えることができます。トリミングは、上に長く伸びた茎を根元から2～3㎝程度の高さでカットします。また横に増えすぎたランナー状の茎もカットしてレイアウトを乱さないようにトリミングする必要があります。

枯れる・溶ける

ハイグロフィラsp.ラトナギリは葉が徐々に小型化したり、葉の色が白化、黄色く枯れたり、溶けたりする場合は、長期にわたり光合成に必要なCO2や光量が不足したことが原因で起こります。砂利や石を使った水槽やソイルが劣化した水槽の場合、水質のKH（炭酸塩硬度）が高くなり、CO2の溶解度が減り水草の育ちが鈍くなることが多いです。

３．成長記録

ハイグロフィラsp.ラトナギリの育成環境は、照明はアクロのトライアングル　グロウ、底床はJUNのプラチナソイル パウダーを使っています。CO2添加は60Lの水槽に対して1秒に1滴の量を添加しています。肥料は立ち上げ時のソイル栄養分だけで育成しています。様子を見ながら底床にテトラ イニシャルスティックを追肥していきます。

４．ハイグロフィラsp.ラトナギリの写真

５．価格・選び方

ハイグロフィラsp.ラトナギリは３０～４５ｃｍ水槽であれば１～３本、６０ｃｍ水槽は３～５本、９０ｃｍ水槽は５～１０本が目安になります。

水上葉　無農薬

プチ素焼き鉢

商品名	価格			購入目安	備考
	楽天	アマゾン	Yahoo!ショッピング
ハイグロフィラｓｐ．ラトナギリ（水上葉）（無農薬）（３本）	880円	1,020円	860円	★	チャーム
プチ素焼き鉢　ハイグロフィラｓｐ．ラトナギリ（水中葉）（無農薬）（１鉢）	1,100円	1,270円	1,080円	●	チャーム

※最新の価格は一覧のリンク先から確認してください。見つからない場合は楽天で探すのリンクから検索できます。	楽天で探す	アマゾンで探す	Yahoo!ショッピングで探す