オデッサバルブ 鯉を連想させるオレンジに染まる美しい熱帯魚

2024年7月5日

1.特徴

オデッサバルブは、体色はオレンジに、ヒレは薄っすら黄色に染まり、鱗は銀色に輝く美しいラスボラ(コイ科)です。鱗の輝きとオレンジの体色が淡水魚、鯉を連想させる雰囲気の熱帯魚です。体長は5cm~6cmになり小型熱帯魚としてはやや大きめです。寿命は2~3年、環境によっては1~2年で死んでしまう場合があります。水槽内では常に活発に泳ぎ、小型魚同士の混泳は、同種同士の小競り合いやテリトリーの争いが強い傾向のある魚です。混泳水槽の場合は、中型から大型水槽が適しています。小型~中型水槽での飼育は小競り合いやテリトリー争いが原因の水槽からの飛び出し事故が起きやすくなります。流通は比較的多く、ネットや熱帯魚ショップで入手しやすい熱帯魚です。

オデッサバルブ

別名
学名 Puntius padamya
分布 ミャンマー
体長 5~6cm
分類 コイ科
フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌
価格 500円~
水質 弱酸性~中性
水温 22~28℃
おすすめ度 ★★☆☆☆

2.飼育方法

オデッサバルブは丈夫ですが、性格やややきついため、水槽サイズは大き目で、飼育する数は少な目が良いです。水質は弱酸性から中性を好み、底床はソイル、砂利のどちらでも飼育は可能です。飼育は水草が多く植わった、隠れ家やテリトリーが確保された環境が良いです。

餌の与え方

餌は、フレーク、顆粒タイプの餌など人工飼料を与えるとよいでしょう。写真の個体の飼育では、顆粒タイプのひかりクレスト カラシンテトラ プランクトンを与えています。与え方は一日1回、2~3分程度で食べきる量を与えています。大食なので、餌の与え過ぎに注意が必要です。

3.飼育記録

飼育は45センチのキューブ水槽で飼育しています。底床はリーフプロソイル ノーマルを使用しています。購入は3匹、飼育から約8月経過しましたが、購入から一回り以上大きくなり、やや太り気味の体系に育つ印象のある魚です。水槽内を活発に泳ぎ回る魚なので、水槽から飛び出さないような配慮も重要です。

4.オデッサバルブの写真

オデッサバルブの写真

5.価格・選び方

オデッサバルブの購入時に意識していること、気をつけていることを紹介します。

購入のポイント

オデッサバルブの購入数は30~45cm水槽であれば1~2匹、60cm水槽は2~4匹、90cm水槽は4~8匹の数が目安になります。意外と大きくなる魚なり、縄張り意識が強いので数は少なめが良いです。水槽に入れるタイミングは水槽立ち上げから1~3週間後、水槽内の透明度が上がってから購入したいです。

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