バンブルビー・オトシン 可愛すぎる極小オトシン

1.特徴
バンブルビー・オトシン(タイガーオトシン)は、小さく可愛いオトシンの仲間です。体色は白と黒茶の太い横模様が特徴です。
体長は最大でも2cmほどにしかならない極小オトシンです。性格は温和で、同サイズの小型熱帯魚との混泳がおすすめです。
寿命は一般的には2~4年、寿命は購入時の状態(成魚・幼魚)や飼育環境(混泳魚の相性など)によって短命、長寿と大きく違ってくることがあります。水槽サイズは小型水槽~中型水槽でじっくり落ち着いた環境で飼育したい熱帯魚です。存在感は薄くなり隠れキャラ的な存在になりますが大型水槽の飼育でも楽しめます。小型なのでエビとの混泳も可能です。水槽ではレッドビーシュリンプのいる水槽で飼育しています。コケをよく食べてる姿は見ますが、サイズが小さいので通常のオトシンと比べてコケを食べる能力は高くありません。流通は熱帯魚を多く取り扱っているショップやネットショップで入手しやすい魚です。
別名 | タイガーオトシン、ピグミープレコ、ピグミーオトシン |
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学名 | Parotocinclus sp. “Peru" |
分布 | |
体長 | 2㎝ |
分類 | ナマズ目 ロリカリア科 |
餌 | フレーク 顆粒(沈降性があるタイプ)、冷凍餌 |
価格 | 1,500円~ |
水質 | 弱酸性~中性 |
水温 | 22~27℃ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
2.飼育方法
バンブルビー・オトシンは弱酸性から中性の水質を好みます。飼育は導入から1~2週間で落ちやすく(死にやすく)、また水槽内で行方不明になりやすいです。一ヶ月程度経過し水槽に落ち着くと比較的丈夫に感じます。小型サイズの熱帯魚のため取扱いに注意が必要です。水槽の掃除の際はガラス面のコケを落とす際に、バンブルビー・オトシンを挟んだり傷つけたりしないように細心の注意が必要です。底床はソイルを使った水草が良く植わった環境での飼育が理想です。一般的な混泳水槽の場合は、エンゼルフィッシュなど中型以上の熱帯魚との混泳は避けたいです。また夏場の高温や水質変化にも弱いので注意が必要です。
導入方法
写真は購入した袋を水槽に10分程度浮かせて置き、水温合わせをしてからバケツに移し水槽の水と袋の水が1:1になる程度の割合で水合わせしています。水合わせ時間は20分程度です。初心者の方は導入方法(水合わせ)のポイントも合わせてご覧ください。
餌の与え方
バンブルビー・オトシンは小型熱帯魚の餌を与えます。水草動画では顆粒タイプの沈降性のあるテトラ プランクトンを与えています。与える量は、すべての魚にいきわたるように様子を見ながら少量を数回にして2~3分で食べきる量を与えます。与える際に指で軽く擦り潰すようにして、細かくして与えると魚が食べやすくなります。実際には他の魚の余りを食べているという感じで、バンブルビー・オトシンが食べている姿は殆ど確認できませんが、指で擦り潰した餌が葉の上や流木の上に沈んだ餌を食べることができます。
病気
病気は導入当初や季節の変わり目など水温差がある時期は白点病にかかることがあります。また新しい魚を入れた際に感染させることもあります。白点病の対処方法は熱帯魚の病気の種類をご覧ください。
3.飼育記録
バンブルビー・オトシンの飼育はソイルと砂を使って立ち上げた45cm水槽で飼育をしています。水槽には流木に南米ウィローモスが活着した緑の濃いレイアウトです。混泳は2cmの小型のラスボラ・アクセルロディ ブルーがいます。水替えは週に2回、3分の1程度を交換しています。





4.バンブルビー・オトシン(タイガーオトシン)の写真

5.価格・選び方
バンブルビー・オトシン(タイガーオトシン)の購入時に意識していること、気をつけていることを紹介します。
購入のポイント
バンブルビー・オトシン(タイガーオトシン)の購入数は30~45cm水槽であれば2~3匹、60cm水槽は3~6匹、90cm水槽は6~12匹の数が目安になります。水槽に入れるタイミングは水槽立ち上げから1~3週間後、水槽内の透明度が上がってから購入したいです。
※最新の価格は一覧のリンク先から確認してください。見つからない場合は楽天で探すのリンクから検索できます。 |
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