爽やかな春を感じる水景に挑戦

コンセプト 春の新緑をイメージ
水草の明るい緑の葉が広がる、春の新緑をイメージした色彩の水景を45cmキューブ水槽で立ち上げます。丸い葉、繊細な葉、様々な形の葉が作る茂み、見ていて楽しくなる水槽を作ろうと思います。使う水草は萌黄色の春の香りが感じれるような雰囲気の水草を多く使います。アクセントにはピンクからオレンジ色の赤系の水草を使い、柔らかいパステル調の色彩の水景を作りたいです。立ち上げ方法や使う水草の種類も紹介するので、これから水草水槽を立ち上げる初心者から、リセットや新しい水景を考えている方に参考になれば嬉しいです。
45cmキューブ水槽の特徴
45cmキューブ水槽は幅45cm、高さ45cm、奥行き45cmの正方形の水槽です。45cm水槽と聞くと中型水槽に感じますが、水量は91L、重量は100kg近くもあり、本格的に水草水槽を楽しむことができます。45cmキューブ水槽は、奥行きと高さがあるのでスケールのある水景を作ることができます。このサイズの水槽になると魚の数や種類も選択肢の幅も広がります。

リセット前の水景
リセット前の水景は森のような緑の濃い水草をメインに使用していました。今回立ち上げる春のイメージとは真逆の水景ですね。


使う水草の種類
明るい緑が美しい水草を多くチョイスして、水景を作ります。色だけではなく、葉の形や成長の仕方など、水草水槽で扱いやすい種類を植栽します。水草の育成方法や価格はリンク先で詳しくご覧いただけます。
前景草
前景草には葉が丸いグロッソスティグマや四つ葉のオーストラリアンノチドメ、アクセントにストロギネ レペンスを植えました。



中景草
中景には、13種類の水草を植栽します。いろいろな種類の水草を植えることで、水景に美しい茂みができます。
通常は前景に植えるニューラージパールグラスを中景に植栽しました。

パールグラスは、密度の高い素晴らしい茂みを楽しめます。

雪の結晶模様の葉が美しいホトニア・パルストリス。

新緑の葉のようなライトグリーンが美しいアヌビアスナナ ゴールド。

ライトグリーンにレースのような葉が美しいミリオフィラムsp.ガイアナドワーフ。

丸い葉が可愛いラージパールグラス。

葉が細く、繊細な茂みを作るベトナムゴマノハグサ。

ライトグリーンの広い葉が美しいラージリーフハイグロ。

ウェーブした葉に色彩豊かなロタラマクランドラグリーン。

薄っすらオレンジ色に染まるアラグアイア レッドクロスプランツ。

オレンジ色が美しいアラグアイア レッドロタラ。

ピンクに染まるハイグロフィラ ロザエネルビス。

葉の模様が美しいニムファ ミクランサ。

後景草
後景草には、テープ状のシペルス ヘルフェリー。

独特の茂みを作るヘテランテラ。

やや短めのテープ状のテンプルプラント ナローリーフ。

リスの尻尾のような赤系のロタラ ワリッキー。

黄緑色から赤色の細い葉が美しいルドウィジア ブレビペス。

立ち上げ手順
1~5の手順で紹介します。
手順1
水槽台に水槽と照明を設置します。バックスクリーンの貼り方はこちらの記事をご覧ください。

手順2
ソイルは後方に傾斜付くように敷きます。底床の傾斜の付け方はこちらの記事をご覧ください。

手順3
ソイルの量は約14L程度使用しています。

手順4
流木は、枝状の流木を組み合わせてレイアウトしています。流木を配置する際は、後でヒーターやフィルターの給水口などの器具の設置を意識して配置します。

手順5
水草を植栽します。植栽前に、ソイルに水分を含ませるために、水を足しています。

完了
水を入れて、フィルターやヒーターを設置したら完成です。



水草水槽の器具
45cmキューブ水槽は、水深がある為、照明は強い光量を設置することがポイントです。またCO2添加をすることで、より美しい水槽ができる環境ができます。45cmキューブ水槽に使用している器具を紹介します。各器具の特徴や価格はリンク先で詳しくご覧いただけます。
水槽と照明
照明は安価でやや光量が弱いため同じ製品を3台設置しています。

水槽台
45cm水槽用の水槽台を使用。

フィルター
フィルターは外部式フィルターを使用。

ソイル
底床は扱いやすいJUN プラチナソイルのノーマルを購入してました(写真は8Lと3Lですが使用したのは8L×2)。ノーマルまたはパウダーが使いやすいです。

CO2器具
CO2添加はコスパ重視の大型の物を使用して長期安定的に添加できます。大型ボンベに対応したレギュレーター。

CO2拡散器は細かい気泡がでるタイプのアンビリーバブルCO2を使用。

レイアウト素材
流木は使いまわしている流木を使っています。

肥料
肥料は立ち上げ時には使用しません。固形肥料は立ち上げから3~6か月以降にテトラ イニシャルスティックを使用する予定。

今後の経過の記事もお楽しみください。ブログの更新はツイッターのフォローをいただくと通知で確認いただけます。
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