おすすめのコケ取り生体【魚・エビ・貝】

コケ取り生体(魚・エビ・貝)は水槽に発生するコケ(藻類)の悩みを解決してくれるアクアリウムの強い味方です。コケ取り生体は水槽の掃除では取り除けなかったコケや慢性的に発生するコケを食べて、綺麗な水槽を維持するために欠かせない存在です。おすすめのコケ取り生体を初心者にもわかりやすくコケの種類、槽サイズ、混泳水槽、水槽立ち上げ時など利用シーンに合わせて紹介します。
1.コケの種類別のおすすめのコケ取り生体
水槽に発生しやすい6種類のコケを好んで食べるコケ取り生体を紹介します。後半の利用シーン別のおすすめコケ取り生体と合わせてご覧ください。
ガラス面のコケ
ガラス面に発生する緑色のコケは掃除で除去することが多いですが、オトシンクルス、オトシンネグロが補助的に食べてくれます。さらに石や流木などに発生した緑色のコケの除去は石巻貝などの貝の仲間が効果的です。
黒髭ゴケ
慢性的に発生しやすい黒髭ゴケを安定して食べてくるのはサイアミーズフライングフォックスです。魚の少ない一時的に発生してしまった黒髭ゴケにはヤマトヌマエビやミナミヌマエビも効果的です。
茶ゴケ
水槽立ち上げから1~2週間目に発生しやすい茶ゴケにはオトシンクルスなどが効果があります。また水槽立ち上げから3~7日後に予防策としてヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビを入れておくことで発生の軽減ができます。※サイアミーズフライングフォックスは効果は大きいですが、体長が大きくなるので茶ゴケ対策だけで投入するのはおすすめしません。
アオミドロ
アオミドロにはサイアミーズフライングフォックス、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビがおすすめです。また水槽立ち上げから3~7日後に予防策として光量を弱めた上でヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビを入れておくことで発生の予防策になります。
糸状のコケ
糸状のコケはヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビがおすすめです。慢性的に出やすい水槽には光量を弱めた上でサイアミーズフライングフォックスがおすすめです。また糸状のコケが少ない場合や予防策にはペンシルフィッシュも食べてくれます。
藍藻類
ブラックモーリーやプラティは、コケ取り生体の役目より観賞魚として紹介されることが多い魚ですが、藍藻類が発生しやすい水槽に入れることで抑制効果が期待できます。発生しまっている藍藻類を食べて減らす効果はほとんど感じられませんが、慢性的に藍藻類が発生しやすい水槽に入れておくと、藍藻類の除去後の再発防止になります。
2.利用シーン別のおすすめコケ取り生体
水槽サイズや混泳している魚など利用シーンに合わせたおすすめのコケ取り生体を紹介します。
初心者におすすめのコケ取り生体
初心者におすすめのコケ取り生体も上記で紹介した様に、コケの種類に合わせて選ぶことが大切です。生体として比較的に丈夫で初心者にも飼育しやすいコケ取り生体では、ミナミヌマエビがおすすめです。ミナミヌマエビは飼育しやすく幅広いコケを食べてくれます。
小型水槽やボトルアクアリウム
小型水槽におすすめのコケ取り生体はミナミヌマエビがおすすめです。ボトルアクアリウムなどヒーターやフィルターの無い水槽、メダカ水槽にもおすすめのコケ取り生体です。
魚が多い混泳水槽
黒髭ゴケが発生しやすい魚の多い水槽にはサイアミーズフライングフォックスがおすすめです。サイアミーズフライングフォックスはやや大きくなる魚です。
魚の少ない水草水槽
生体の少ないコケの発生しずらい水槽には、オトシンクルスやヤマトヌマエビがおすすめです。オトシンクルスは見ていても愛嬌のある魚で水槽に楽しさ感じさせてくれるコケ取り生体です。
中型水槽・大型水槽
60cm(60L)以上の水槽にはサイアミーズフライングフォックスやヤマトヌマエビがおすすめです。どちらもコケ取り効果の高い生体です。
水槽立ち上げ時・コケ発生の予防策
水槽立ち上げ時に発生しやすい茶ゴケ、アオミドロにはヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビがおすすめです。ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビはコケの原因となる餌を与える必要がないため、水槽内を汚さないためコケの発生の予防策にはおすすめです。コケが発生する前の水槽立ち上げから3~7日後に入れると予防策になります。
3.コケ取り生体一覧
ヤマトヌマエビ
黒髭ゴケ茶ゴケアオミドロ糸状のコケ
ヤマトヌマエビの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
ミナミヌマエビ
黒髭ゴケ茶ゴケアオミドロ糸状のコケ
ミナミヌマエビの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
オトシンクルス
ガラス面のコケ茶ゴケ
オトシンクルスの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
オトシンネグロ
ガラス面のコケ茶ゴケ
オトシンネグロの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
サイアミーズフライングフォックス
黒髭ゴケ茶ゴケアオミドロ糸状のコケ
サイアミーズフライングフォックスの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
ペンシルフィッシュ
糸状のコケ
ベックフォルディ・ペンシルの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
マジナータス・ペンシルフィッシュの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
ブラックモーリー
藍藻類アオミドロ糸状のコケ
ブラックモーリーの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
プラティ
藍藻類アオミドロ糸状のコケ
プラティの飼育方法はこちらの記事をご覧ください。
貝の仲間
※貝の仲間はCO2添加する水草水槽では水質の影響やレイアウト水槽の景観を損ねる場合があるのでおすすめしません。
ガラス面のコケ茶ゴケ
※最新の価格は楽天で探すのリンクから検索できます。 |
楽天で探す |
![]() アマゾンで探す |
|
---|
今回紹介したコケ取り生体は、コケの種類や飼育環境に合わせたおすすめのコケ取り生体です。実際に飼育してコケ取り効果を感じた生体になります。大切な事はコケの抑制対策を行った上で、コケ取り生体を入れることで効果が発揮しやすくなります。
コケを出さないための水換え方法、コケの種類や発生原因、水槽のコケ対策、除去方法、おすすめのコケ取り生体など綺麗な水槽づくりに役立つ記事5選
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません